キンケッドテイルさんでのゲーム会 2020年9月19日新型コロナの問題が大きくなってからほぼゲーム会などは参加していなかったのですが、第2波も少し落ち着いてきた感があったので半年ぶりぐらいにキンケッドテイルさんでゲーム会に参加しました。

今回は京都から来てくれたマクベスさん、いつものシュウさん、Spookyさん、やおきん、まっきゃんの5人です。
ロンドお店のオープンに合わせてそろったのは3人だったので、まずはロンドをプレイ。
発売された当時はロンド、エルファーラウス、秦の3つがどれも面白く全部よく遊んだのですが、今持っているのはロンドだけになってしまいました。
ロンドはどの人数で遊んでも面白いですし、程よい悩ましさが初心者の方からゲーム慣れしている方まで好評なので、手放すことはないですねぇ。

このゲーム、2人か4人で遊ぶことが多かったのですが3人プレイはあまり経験がなく、新鮮に感じて面白かったです。
2人プレイだと狙いが明らかすぎて相手の高得点をつぶしに行くプレイが多く、4人プレイだと手番が回ってくる頃には結構盤面が変わっていたりするので、3人ゲームは進行具合のバランスが一番よく感じました。
自分の悪い癖なのですが、どうしても1手番でチップを置く際に1枚当たり2.5点を超えていないと損をしたと感じてしまうので、ついついパスをしてでもチップを貯めたくなってしまいます。
特に同色3枚持っているときは何が何でも5点マスを狙いたくなるので、パスが続いてしまい大失敗しました。
結果は最下位。まっきゃんが1位、マクベスさんが2位でした。
効率よく手元のチップを補充できる枚数でコントロールできなかったのが失敗でした~。
楽しいのでまた遊べばいいか~。
コンプレットロンドの次は、そろそろ誰か来てくれそうなので短いゲームを、ということでまっきゃんリクエストのコンプレットをプレイ。

自分の手元の数字コマを左から右に昇順になるよう場の数字コマと入れ替えたりしていくゲームで、ソロプレイ感は強いですがマージャンやラミーキューブでどんどん自分の手元が完成していくような楽しさがあり、好きなゲームの1つです。
まっきゃんが序盤からうまく連番数字の再手番を行ったりしながら、終始リードをしており、そのままゲーム勝者となりました。
とはいえ2位も3位もそれぞれ1コマ差づつで追いかけていたので、ちょうど良い「追いつけるかも感」で遊べたのが良かったのだと思います。
これが子供の頃家にあったりしたら、延々と遊んでいただろうなーと思いますw
多重塔コンプレットを遊んでいる途中でSpookyさんが来られたので、続いて4人で多重塔をプレイ。
僕がリクエストしていたゲームで、マクベスさんが持ってきてくれました。
最初は「多重塔の階層フィギュアを袋から引く」というなんとも大雑把に見えるシステムがクニツィア先生らしくないなーと思っていたのですが、ルールを聞いて納得。
多重塔の階層は分かるけど色は分からない、というところが戦略性とギャンブル性、良いバランスになっていました。

塔を建てたりしたことで得られるポイントを勝利点の付いているタイル等に変換することで勝利点を得るゲームで、こういうタイプのゲームは好きです。
ポイントを残しすぎても1位にならなければ勝利点にならないこと、最初に30ポイントに到達すれば勝利点がもらえること、この2点が分かっていたので序盤にポイントを増やし、あとは切り崩しては増やして~ということを繰り返しながらゲームをコントロールしていこうと考えました。
手番では最低1アクション、追加ポイントを払えば3アクションまでできるのですが、できるだけ追加ポイントなしでアクションを増やせるよう、序盤に「塔にキューブを1個置ける」というアクションタイルを購入。
これが効いたのか、キューブを置いてもらえるポイントを積み重ねていき早々にキューブを置ききったボーナス勝利点をゲット。
この流れが良かったのか、ゲーム終盤までなんとなくリードしながら1位を確保できました。
マクベスさんがオススメしてくれるだけあってとても面白かったです。
ピーナッツここでシュウさんも合流し5人になったので、Spookyさんが持参してくれたピーナッツをプレイ。
僕は知らなかったのですが、リメイクを熱望されているゲームだそうです。

ダイスを振って周回状になっているマスをグルグル一方通行で回りながら、止まったマスで確定させて降りるか、お金を払ってダイスロールを続行するかというある意味チキンレース的ゲームです。
マスにはすべて金額が書かれており、全員がマスを確定させて降りたら、そのマスの金額が最も多い1人だけがそのラウンドの勝者となり、他の低い金額のマスの人は差額分を勝者に払わなければいけない、という結構きつめのゲームです。
しかも勝者となったプレイヤーは任意のマスを買うことができ、そのマスは自分にとっては安全エリアで、他のプレイヤーにとってはお金支払いエリアになるという、勝者はどんどん勝ち続ける可能性があるゲームです。おそロシア。
ダイスで止まるマスが確定するため運が強めではあるのですが、2種類合計3個のダイスの組み合わせ方で3種類の振り方があり、出る目にかなりの確率差があります。
このゲームはその確率に賭けた自分のダイスロール出目に一喜一憂するのが最大の楽しさだと思いますので、上記のような勝者が勝ち続ける可能性があるというド派手な点は、荒っぽさよりもこのゲームの醍醐味かなと感じました。
ただ、負け続けているプレイヤーにとってはこのうえない地獄なので、好みは分かれそうですねw
普段は手堅い癖に、ゲームのときだけは異様なギャンブル性を発揮するまっきゃんが、振り直しのギャンブルに勝ちまくって終始リードをしてそのまま勝利。
最後の方は「どうせこのラウンド最後だから!」「振れー!走れー!」と謎の声援を送られていたシュウさんが大爆死して花を添えてくれましたw
リメイクするときは、周回を追いかけまわされるデスゲーム系のゲームにしても面白いかもしれません。
ダブルオアナッシングトランプに似たカードを使うクニツィア先生のバースト系ゲームです。
せっかく途中まで遊んでもらったのですが、途中でカードの初期不良(枚数不足)が発覚したため協議終了。
クソー!買ったのめちゃくちゃ前出し海外から出し、絶対カード手に入らんわー。
プロキシカード作って遊べるようにしとこ。。。ぐすん。。。
ミスカトニック大学ダブルオアナッシングが不完全燃焼だったからというわけではないのですが、クニツィア先生のバースト系ゲームであるミスカトニック大学をマクベスさんが持ってきてくれていたので、次はこちらを遊びました。
大学教授となってミスカトニック大学の図書館で肝試しするゲーム(勝手な解釈およびかなり大雑把w)
バーストを恐れずカードをめくり続けるか、適当なところで切り上げてスタコラサッサするか、これぞまさにチキンレース!
しかも「サーチ能力でカード3枚見ますね」とか、「いまのカードなかったことに」や「あ、このカード差し上げます」という特殊能力が使えるという、バーストゲームなのにとても親切設計なゲームになっております。

まぁ実際のところは全員がこの能力を持っており、基本的には1回しか使えない(一定条件で再使用可能)ため、いかにこの特殊能力を温存しつつバーストを避けるか、という非常にきわどいリスクコントロールが必要なわけですが、そういう細かいことはまた別の機会に。。。
この日はピーナッツの「走れー!振れー!」の熱を帯びたままミスカトニック大学の図書館に侵入していたシュウさんが、おいしいところをがっつり持って行ってくれるギャグのような展開で大盛り上がりでした。
だって、シュウさん「危険やからサーチします」とか言って山札からカード3枚めくったら、全部同じカードで場に出ていたのも併せて4枚とも全部魔法陣の右側、ってことやってくれてましたから。

どんなサーチやねんとw
図書館の中くまなくサーチして危険察知せなあかんのちゅうんかいとw
全部同じ模様って、虫眼鏡で図書館の隅っこでもサーチしとんかい!w
と総突込みされてました。ゲーム自体も面白かったですが、シュウさんに全部持っていかれましたねぇ。
まじめなゲームの勝者はSpookyさんです。このゲームのポイントは特殊能力を残しておくことだと序盤から気付いていたようで、最後まで安全圏かつ確実に得点を重ねていっていました。お見事!
魔法にかかったみたい4人以上で遊ぶ時に、結構な確率であそんでいる、魔法にかかったみたい。
でもなぜか毎回ルールを忘れてしまう、魔法にかかったみたい。
今日もインストからしてもらった、魔法にかかったみたい。

5人で遊ぶのは久々かも。
このゲーム、システムもよくできていて好きなゲームなんですが、下家に命運握られてるっていうのが超絶ストレスでいつもなかなか勝てないゲームなんですよね。。。
特にスタートプレイヤーだとあと4人、あと3人、あと2人・・・あっーーー!あかんかった。。。という感じでハラハラドキドキ心臓に悪いゲームなのです。
そこを読みながら場をうまくコントロールするのが大切なんですが、絶対勝てる気がせず、この日も全然ダメでした。
シュウさんがやたら1人でアクションを通しまくり、一人勝ちかと思ったら意外にもシュウさんとまっきゃんが同点。
結果的にはシュウさんが各リソースの所持数で上回り勝利しましたが、まっきゃんも善戦してたなぁ。
勝てない~、勝ち方教えてくれ~。
あと、このゲームやった後、かならずあやつり人形を遊びたくなる。。。
アウグストゥス楽しい時間もあっという間。
インスト込みで1時間程度で終わるゲーム、ということでアウグストゥスをプレイ。
平たく言うといろいろなルールを付け足したビンゴ、という感じです。
ルールを一度覚えてしまえばプレイ人数に関わらず比較的早めに終わることと、対応プレイ人数も2~6人と幅広いため、そこそこ遊ばれているのを見ます。
個人的にはあまり遊んだ経験ないのですが、プレイ時間が短くて繰り返し遊べるゲームは重宝しますね。

6人いると正直離れているプレイヤーの状況が分からず、ほぼ自分の周辺との戦いだと思ってプレイしていました。
相対的にさっさとゲームの終了フラグであるビンゴ7枚完成を目指し、ボーナス得点を確実に狙っていこうかと思っていさっさと完成させていきました。
狙いは悪くなかったのですが、素点が低いカードばかりを集めてしまい、予定通り7枚完成でゲームを終わらせたにも関わらず大差で負けてしまいました。
結果としてはエビ店長が他と大差をつけて50点超えで勝利。
と、今日はこんな感じでお開きとなりました。
久しぶりのゲーム会ですし、色々なタイプのゲームができてとても楽しかったです。
やっぱりボードゲームは楽しい仲間と顔を突き合わせて遊んでこそ最高の娯楽ですので、早くコロナが落ち着き、安心して遊べるようになってほしいなと思います。
キンケッドテイルさんではコロナ対策で換気や消毒もしっかりおこなっていますので、また皆さんで集まって遊びましょーね!
皆さん、ありがとうございました~!