転々と市 ★★★☆☆ ゲーム紹介 2019年11月7日
いつカードを獲得するかが悩ましい!獲得カードがもう1枚ほしくなりますw
<基本情報>
【 タイトル 】 転々と市【 作 者 】 樫尾忠英【プレイ人数】 2~4人【プレイ時間】 10分【 対象年齢 】 8歳~【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 自宅でプレイ【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
ガーデンゲームズさんの最新作です。
往年のドイツゲームを思わせるような、シンプルなのに悩ましい、樫尾さんがの
デザインが光るゲームですね。面白い。
システム的には競り+セットコレクションなのですが、競りは値付けをするのではなく
獲得カード(使い捨て)を使用する、という形にしていることで初心者の方への
ハードルが一気に下がっています。競りゲームは相場や勘所をなかなか捉えにくく
初心者の方にはおすすめしにくいのですが、このゲームはおすすめできますね。
獲得カードを使うタイミングは計算上は頭でわかっているのですが、
出てくるカードの組み合わせ次第で思い切って場札を取るほうが点数が
伸びる場合もあり、計算通りにいかない面白さがあります。
まだ2人プレイだけですが、3人、4人でゲームの動き方が変わりそうなので
いろいろな人数で遊んでみたいです。【ゲーム内容】ガーデンゲームズさんの2019ゲームマーケット秋の新作、「転々と市」を
一足先に遊ばせていただきました!いつもありがとうございます!
初めて「転々と市」というタイトルを見たときは誤字?入力ミス?どんな意味?と
不思議な気持ちになったことを覚えていますw
徐々にゲームの内容を知るようになり、なるほど、お市の方が転々としちゃってるのねと
理解した時にはどんなゲームなのか不思議な感覚で待っていた覚えがあります。
英語のタイトルも決まっているんでしょうか、めちゃ気になります。
ガーデンゲームズの樫尾さんより英語タイトル教えていただきました!
↓
Roaming Oichi だそうです!
さて、ゲームの遊び方ですが、詳しくは下記ガーデンゲームズさんのHPでご覧くださいね。
ガーデンゲームズ
http://gardengames.blog40.fc2.com/ここからは簡単にご紹介です!
まず、ゲームの目的はできる限り得点が高くなるようにカードを集めることです。
基本的には数字が高いカードがそのまま高得点なのですが、茶器などの
特殊なカードによって得点がさらに伸びる場合もあります。

カードの集め方は、めくられている場札に対して「獲得カード」を使用すること。
ただし、獲得カードは1枚につき1回だけしか使用できないため、獲得カードの
残り枚数も気にしないといけません。
しかも、基本的には1手番では「カードをめくる」か「カードを獲得する」の
どちらかしかできないため、そもそもカードをめくるべきか獲得するべきかを
毎ターン突きつけられる、なかなかドキドキするゲームです。
「めくって獲得」というカードをめくってから獲得もできるカードもありますが
これも枚数が限られているため、めくって獲得カードの使いどころは
もっと悩ましいです。便利そうに見えるんですが、使いどころ、めちゃ迷いますw

感想にも書きましたが、この獲得カードで場のカードを獲得するところが
カードを競り落とす、ということになっています。
入札価格は一定で、競り落とす内容(場のカード)が違うことにより
損をしたり得をしたり、というような感じですね。
場札には、通常の数字の書いたカード以外にも得点を増やす茶器のカードや
減点になるカード、さらにはこのゲームの主人公でもあるお市の方カードもあり
ますます取るタイミングを迷わせてくれます。
ちなみに、なぜ転々と市なのか、というところですがこの「お市の方カード」が
場札との入れ替えができるカードなんですね。
それでほしい場札カードと入れ替えた結果、ほかのプレイヤーのところへ
お市の方が移動してしまったり、また場札に出てきたり・・・と文字通り
お市の方が転々とするわけです。なるほど、納得のネーミングです。

以上のような感じカードをめくる、カードを獲得する、ということを繰り返していき、
ゲーム終了時に最も高い得点のプレイヤーが勝者となります。

1ゲーム10分程度と短時間で遊べるゲームですので、ぜひ皆さんも遊んでみてください!
転々と市紹介記事を書いていただきありがとうございました。