ブラックストーリーズ ★★★☆☆ ゲーム紹介 2014年9月2日
ちょっぴりビターな推理コミュニケーションゲームです
<基本情報>
【 タイトル 】 ブラックストーリーズ:50の黒い物語(原題:black stories)
【 作 者 】 ホルガー・ベッシュ【プレイ人数】 2人~【プレイ時間】 2分~222分【 対象年齢 】 12歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 ヨドバシカメラで購入【個人評価(3人プレイ)】 ★★★☆☆
あまり予備知識がなく推理ゲームと聞いて購入したのですが、あとで「ウミガメのスープ」
みたいなゲームだと知って、なんだかなぁと思って遊ばずにいました。
ところが自宅ゲーム会の空き時間にちょっと遊んでみたところ、これが面白い(笑)
はじめは何を質問していいかも分かりませんが、問題文はあえてとてもシンプルに
(短く)なっており、出題者と回答者のやりとり=コミュニケーションを楽しむゲーム
としてデザインされています。ですので「こんな質問おかしいかな?」と思わずに
直球、変化球、危険球にボークなど、いろんな角度から質問してみてください。
まさかの「いい質問ですねぇ!」が出るかも知れませんよ(笑)
うちではとても盛り上がりましたが、強いていえば「苦手な人はとことん苦手」な
ゲームである点と、答えを知ってしまうと繰り返し遊べない点が難点ですかね~。
【ゲーム内容】プレイヤーの1人が出題者「リドルマスター」となってカードの問題を読み上げ
他のプレイヤーは全員回答者として質問を投げかけ、答えを見つけるゲームです。
特徴的なのは知識を競うクイズでも、点数を稼ぐクイズでもない点。このゲームは
コミュニケーションを楽しむゲームなのです。
リドルマスターは50枚あるカードから1枚選び問題文を読み上げます。
裏面の答えは他のプレイヤーには見せてはいけません。
回答者は、出題者が
「はい」または「いいえ」で答えられる質問しかしてはいけません。
つまり「身長は何センチですが?」とかはダメということです。
良い質問だった場合、出題者は「いい質問ですねぇ!」や「惜しい!、もう一声!」みたいに
真相に近づいていることを教えてあげます。
一方、全く真相に関係のない質問(要は的外れの質問)だった場合は「わかりません」と
答えてあげます。
質問を繰り返していくうちに、だんだん状況が推理できるようになってきます。
そして真相が分かればそれを出題者に告げ、正解すれば1問クリア、となるわけです。
わかりやすいように、実際のゲームのやり取りを載せたいのですが、答えが分かっちゃうので
箱の裏に載っている問題だけを少しご紹介しますと。。。
問題例1、「長電話の女性が死んだ理由は?」
問題例2、「新車のポルシェはなぜ7万円で売られた?」
というような感じです。
まぁ例えばですが、問題例1の場合は「その女性は病気でしたか?」と質問したら
出題者が真相(答え)と照らし合わせて「はい」や「いいえ」と答えます。
それによって、「お、病気ということは・・・」とか、「病気じゃなければ・・・殺されたとか?」等
推理をして、さらに質問を続ける、というような感じですね。
ちょっとした空き時間にも楽しめるゲームですので、コミュニケーションゲーム、推理ゲームで
ピンと来た方は、ぜひ遊んでみてください!