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十二季節の魔法使い 【ボードゲーム】

 十二季節の魔法使い   ★★★★☆ ゲーム紹介 2014年6月16日

 ダイスとカードを駆使して、新たな大魔導師に俺はなる!

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<基本情報>
【 タイトル 】  十二季節の魔法使い(原題:)
【  作 者   】  レジス・ボネッセ
【プレイ人数】  2~4人
【プレイ時間】  60分
【 対象年齢 】  14歳以上

【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  KIWIGAMESで購入
【個人評価(2人プレイ、3人プレイ)】 ★★★★
複雑そうなルールブックに敬遠して遊んでいなかったのですが、ルール説明をしてもらい
意外に簡単なルールだったんだと知り、遊んでいなかったことを後悔。とても面白かったです。

ラウンドを季節の巡りとすることでテーマとゲーム内容の相性がよくなっており、雰囲気抜群です。
季節ごとに使えるダイスの種類が異なっており、それが入手できる魔力の違いや偏りになるのも
面白いなと思いました。

そしてなによりゲーム開始時(序幕)に行われるカードドラフト!ここがとても重要ですね。
この最初のカードドラフトで回ってきたカードをうまく駆使して大きなコンボや起死回生の大魔法を
狙っていくことになるので、どのカードを選ぶか考えるのがとても楽しいです。
序盤での失敗が最後まで足を引っ張るっていう点では「カタンの開拓者たち」の初期配置選びに
結構似ているかも知れませんね。

一方、少々気になる点も。
まず、ダイス運に左右されることは多いです。リカバリーできないほどではないのですが、特に
召還ゲージ(どれだけカードを出せるか)が伸ばせないとかなり苦しくなります。

また、カードの効果などが結構複雑なのであらゆる場面で長考しがちになります。プレイヤー
人数が増えるとダウンタイムがかなり長くなり、結構だるいと思います。そういう意味では2人で
遊ぶほうがストレスはないかもしれませんね。そこがBoard Game Geekでも2人がベストとなって
いる理由なのかと思います。ここが個人的には一番気になったところですかねぇ。

あと、他プレイヤーとの絡みはそれほど濃くないように感じました。この点はカードの巡り合わせも
あるのかも知れませんけどね。ただ、直接攻撃のカードもあるにはありますのでお好みで。

気になる点もいくつか描かせてもらいましたが、全体的には面白いゲームだと思います。
最初は少々煩雑に感じますが慣れてしまえばサクサク遊べるゲームですので、テーマや内容に
グッと来た方はぜひ遊んでみてください。うちでは好評なのでヘビーローテーションになるかな~。


【ゲーム内容】

「十二季節の魔法使い」は大魔導師を目指す魔術師たちの戦いのゲームです。
戦いといっても直接攻撃をしてライバルをやっつけるというよりは、より強大な魔法を披露して
名声を集めていくコンペティション(競争)と言ったほうが近いかもしれません。

季節を通じて魔力を集め、パワーカードを駆使して魔法のアイテムや使い魔たちを召還し
勝利点であるクリスタルや名声を集めます。3年間の戦いの末、最も多くの名声を獲得した
プレイヤーが王国の新たな大魔導師、すなわち勝者となります。


ゲームを始める前にゲームボード等の準備をします。
大体、下の写真みたいな感じですかね。ゲームボードやクリスタルトラック(得点表みたいなの)、山札、
トークン類などをゲーム中央の適当な場所に準備します。各プレイヤーは個人ボードとマーカーを
受け取り、マーカーをそれぞれ決まった場所に置きます。

また、ゲームで使用する季節ダイスは各季節(色)ごとにプレイヤー人数+1個をランダムに選んで
誰もが取れる場所に置いておきます。

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さて、準備ができましたらゲームスタート。

このゲームには大きく分けて「序幕」と「トーナメント」の2つのステップがあります。
簡単にいうと「序幕」は開始時のパワーカード手札を入手するステップ。
そして「トーナメント」がメインのゲーム部分、という感じです。
ただし、序幕でのカード入手はその先の展開を大きく変えることになるため、決して単なる
準備段階というわけではなく、すでにゲームが始まっていることを意識すべきです。


それでは「序幕」からご説明を。

「序幕」では、後の「トーナメント」で使用するパワーカードを、カードドラフトで各自9枚ずつ入手します。

そしてそれをじっくり見て3枚ずつのカード3セットに分けます。そのうち1つのセット(3枚)は最初の
手札になり、残りの2セットはゲーム中の2年目、3年目の各開始時に自分の手札になります。
(2年目、3年目のどちらで手に入れるかは、数字の書かれた書物トークンを上に置き決めます)

この3枚ずつのセットを作ることをデッキ構築といいます。
そして全員がデッキ構築を終えると「トーナメント」、すなわちゲームのメイン部分が開始されます。

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それでは、トーナメント(ゲームのメイン部分)の流れをご説明します。

まず、最も若いプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
ゲームボードの現在の季節に対応するダイスを全て振ります。
そして出た目をしっかり見て、スタートプレイヤーから時計回り順に、各プレイヤーはダイス1個を
選んで取り、自分の前に置いておきます。
(プレイヤー人数+1個を使用しているため、必ず1つは残ることになります。これは後で使います。)

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この写真では季節は冬ですので、冬に対応する青いダイスを使います。

その後、プレイヤーのターンを行います。

スタートプレイヤーは以下のアクションを実行します。

・季節ダイスに示されたアクションを実行する。 
 
・自分のパワーカードを召還/発動する。 

・個別ボード上のボーナスを実行する。  

 ※季節ダイスの「魔力の獲得」と「クリスタルの獲得」については
   他のアクション実行前に最初に解決する点、ご注意を。



それでは順番にみていきます。

【 季節ダイスに示されたアクションを実行する 】 

季節ダイスにはいろいろな種類のアイコン(マーク)が描かれています。以下参照。

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上記を踏まえて、ダイス解決の例をご紹介しますと。。。

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と、こんな感じになります。

なお、今回選んだダイスには含まれていませんが、「変転」についてちょっと補足説明を。
「変転」というのは、簡単にいうと魔力トークンをクリスタルに変えることを言います。
変転のレート(つまり、とある魔力が現在クリスタルいくつになるか)はゲームボードに
表示されており、その季節で出にくい魔力ほど高レートということになっています。

ちなみに、ダイスの1番したに付いている小さなチョボ、「 」←こんなやつは、どれだけ季節マーカーを
進ませるかを示しているのですが、選んだダイスの分は関係なく、選ばれずに残ったダイスの
このチョボをみて、季節マーカーを進めることになります。ご注意を。


【 自分のパワーカードを召還/発動する 】 

続いて、パワーカードの召還/発動について。
パワーカードを出すためには、原則、魔力の消費やクリスタルの消費が必要です。
例えば下の写真の「運命の手」を召還するには土、火、風の魔力が各1つずつと、クリスタル1が必要。
魔力はトークンを置き場に返します。クリスタルはクリスタルトラックの表示を1つ下げます。
このようにして場に召還されたカードは即座に効果を適用したり、後で効果を発動させたり、それぞれの
カードの特徴にあわせて解決されます。
なお、任意に効果を発動できるカードの効果発動もこのフェイズで行います。

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また、カードには勝利点である「名声ポイント」が描かれています。
ですので、効果を発動させ有利にすすめるためにも、勝利点を増やすためにも、パワーカードは
重要なわけです。まぁ、このゲームの中心の部分ですので当然といえば当然ですけどw

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【 個別ボード上のボーナスを実行する 】  

個別ボード上のボーナスは4種類あります。
左から、魔力トークンの交換、変転+変転レート補正、召還ゲージ1増加、パワーカード入手補正。
詳細は省きますが、まぁ結構強力な効果ですね。

ただし、使用するたびにマイナス点となります。使えば使うほどマイナス幅も大きくなるので
ご利用は計画的に、といったところです。悩ましい。

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このように、スタートプレイヤーがターンを行ったら、左隣のプレイヤーがターンを行います。
そして全プレイヤーがひととおりターンを行ったら、このラウンドは終了です。


ラウンドが終了したら、次のラウンドに進むために以下のことを行います。

「選ばれなかった季節ダイスのチョボの数の分」だけ、季節トークンを進めます。
これにより季節が変わることもあれば、まだ季節は変わらない場合もあります。

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【年が進む場合の注意点】
季節トークンが12のスペースから1のスペースに(秋から冬に)進んだら、新たな年が始まります。
ゲームボード上の年のところにある年トークンをひとつ進めます。
そして、各プレイヤーはその年に該当するパワーカード(最初に書物トークンを置いたアレです、アレ)
を受け取ります。


その後、スタートプレイヤーが左隣のプレイヤーに移ります。新たなラウンドの開始です。
スタートプレイヤーは現在の季節に該当する季節ダイスを振り・・・という感じで続いていくわけです。



そして、3年目にメインボードの季節トークンが12のスペースを越えて先に進んだら、ゲームは即終了。
各プレイヤーは以下を合計して最終得点を出します。

【プラスするもの】
・自分のクリスタル数(=名声ポイント)
・自分が場に出しているパワーカードの名声ポイント

【マイナスするもの】
・手札に残っているパワーカード1枚につき名声ポイント5点マイナス
・個人ボードのボーナス使用によるペナルティ分のマイナス点

これらを計算し、最終得点が最も大きいプレイヤーが勝者となります。


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ゲーム終了時の様子


カードドラフトやデッキ構築による戦略性と、適度なダイス運がうまく噛み合った、面白いゲームでした。
テーマや雰囲気がお好きな方なら、特に楽しめると思いますので、ぜひ遊んでみてください^^
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