真夜中の探偵 ★★★☆☆ ゲーム紹介 2014年4月4日
難事件になるのも珍事件になるのも、プレイヤーの物語次第!

<基本情報>
【 タイトル 】 真夜中の探偵(原題:Ace Detective)
【 作 者 】 【プレイ人数】 2~5人【プレイ時間】 45~90分【 対象年齢 】 14歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 インターネットで購入【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
カードやトークンなど内容物はいろいろありますが基本的にはプレイヤーみんなでストーリーを
紡いでいくことを楽しむゲームです。いや~面白かったwww
手札から条件に当てはまるカードを出して、かなり自由に物語を作っていくゲームなので
好き嫌い(得意、苦手?)はハッキリ分かれそうですが、うちでは盛り上がりました。
ハードボイルドな小説やミステリー、冒険モノの小説などが好きな人なら特に合うと思います。
勝敗よりも過程を楽しむゲームですので、謎解きゲームと勘違いなさらないようご注意下さい。
【ゲーム内容】いくつかある事件、何人かの容疑者、そして主人公の探偵役を選び、手札からカードを出して
物語を作りながら進めていくゲームです。
一応勝敗も決めますが、ストーリー作り、ストーリーテリングを楽しむゲームだとご理解下さい。

物語はテーブルの中央に作られたストーリーチェーン(ストーリーのつながり)にカードを繋ぎ
そのカードのテーマにあったストーリーを語ることで完成していきます。

物語には必ず探偵が登場し、この探偵の活躍を中心に物語りは作られていきます。
探偵も複数候補のカードがありますので、その中から1つを選びます。

なんでもいいから物語を作っていこうということでは範囲が広すぎてどうしていいかわかりませんよね。
このゲームでは物語作りに欠かせない数種類のカードがあり、そのカードに描かれているアイコンを
つなげるように手札からカードを出して物語を進めていくのです。
そしてそのカードの下には「キーワード」が書かれており、そのキーワードを使って(そこから連想して)
多少無理やりでもストーリーを語り、これを繰り返すことでひとつの大きな物語が出来上がっていきます。

テーブル中央にできるストーリーチェーンのエリアは実際はこんな感じです。
左のカードのアイコンにつなげるように右隣に出していきます。
(カードが一定数たまったら古いカードは重ねておきます。じゃないとカードだらけになりますw)

カードの中には事件の解決(ゲームの終了と勝利条件と言った方がいいですけど)の糸口となる
「手がかりカード」というものがあり、それをストーリーチェーンに出すことで容疑者のカード上に
手がかりトークンを置くことができます。置き方はその手がかりカードによって指定があったり
ダイスでランダムに決めたりといろいろです。
手がかりトークンはプレイヤーごとに色分けされており、ゲーム中は他のプレイヤーに
中がわからないようにして容疑者カードに置きます。

この手がかりトークンは手がかりカード以外でも置かれる場合があります。
どこに置くかはその場合も指定があったりランダムだったり、その状況によって変わります。
手がかりトークンを置くことは前述のようにゲーム終了条件でもありますし、勝敗条件にも
なりますので、できるだけ手がかりカードをうまく出してストーリーをつなげていきたいですね。
と、いうことで、手がかりトークンが一定数置かれるとゲームが終了します。

手がかりトークンに書かれている数字の合計と、置かれた枚数によって犯人が確定し勝者が決定。
それをもとにその勝者がこのストーリーの結末を語って、ゲーム終了となります。
(結末も自分で考えて、それっぽいものを語るわけです。)

ちなみに2人で初めて遊んだときに使用したカードの全部がこちら!
結構使ったな~www

僕とまっきゃんの場合はどうしてもおふざけをしてしまうクセがあり(笑)、ストーリーが
真剣な語り口なのに、探偵がポンコツという展開で大爆笑でした。
こういうテイストが好きな方は、ぜひ一度遊んでみてくださいね!