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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ブループリント

 ブループリント   ★★★☆☆ ゲーム紹介 2014年2月3日

 ダイスを積んでビル造り  設計図?んなもん知らねぇよ!

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<基本情報>
【 タイトル 】  ブループリント(原題:BLUEPRINTS)
【  作 者   】  Yves Tourigny
【プレイ人数】  2~4人
【プレイ時間】  30分
【 対象年齢 】  12歳以上(10歳以上ぐらいで遊べると思います)

【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  ボードゲームショップDDTでプレイ
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
短時間で遊べてテーマもわかりやすく、なかなか面白いゲームでした。
ダイスを積み重ねて設計図(お題)の建物を作っていくことを基本にしながら
得点の伸ばし方が複数あって悩ましい点が好きです。
また、高得点を伸ばすために欲しいダイスがこの先出るかどうか、という
ギャンブル的な要素もあってちょっとドキドキする点も個人的に好きですねぇ。
結局欲しいダイスの目が出ずに、ナンテコッタってなる所も楽しい(笑)

2人プレイだったので結構思ったダイスを取れたのでちょっとソロゲームっぽさは
感じましたが、人数が増えると(ダイス総数は増えるとはいえ)欲しいダイスの
競合が起きてもう少し悩ましさとプレイヤー間の絡みが増えて楽しくなると思います。
2人でも面白かったですが、できれば3人以上でも遊んでみたいゲームですね。



【ゲーム内容】

資材に見立てたダイスを積み重ねたりしてビルを立てていくゲームです。
1ラウンドごとに6つのダイスを使ったビルを造り得点計算を行います。
これを3ラウンド行い、3ラウンドの合計点が最も高いプレイヤーが勝者となるゲームです。


ゲームタイトルのブループリントとは別名「青写真」や「青焼き」とも呼ばれるもので
建築や設計の図面に使われているもののことです。

<参考画像>
blueprint_06.jpg



ゲームは3ラウンド行われ、1ラウンドごとに各プレイヤーは青写真カード(お題)を
1枚受け取ります。これはついたての中に入れて他のプレイヤーから見られないようにし
この中でダイスを置いてビルを作っていきます。

準備ではこの他に、各ラウンドごとに賞カードが分配されるので得点ボードの横に置いておき
プレイヤー人数ごとに最初の資材(ダイス)を振って中央の資材プールに置きます。
(この際、後述する「人気資材」用のダイスを得点ボードにも置いておきます)

ゲーム全景はこんな感じ。

blueprint_04.jpg


なお、資材はまず袋の中からダイスを取り出して、振って出た目ごとにわけて置いておきます。

blueprint_05.jpg


資材は4種類(4色)あります。使用した際、それぞれ得点の入り方も違います。

オレンジ(木材)・・・そのダイスに面で接している(隣り合っている)ダイス1つにつき2点
緑(リサイクル資材)・・・使用数が増えるほど高得点(1個=2点、2個5点…6個30点)
黒(石材)・・・上にあるほど高得点(1段目だと2点、2段目だと3点…4段目以上は8点)
透明(ガラス)・・・ダイスの出目がそのまま得点。

まず基本的にはこのダイスの得点の入り方を考えてビルを造ることになります。

blueprint_07.jpg


この他ダイスの使い方が影響する得点に「賞カード」があります。1枚もらえると2点です。
4種類あり、それぞれラウンド終了時に条件を満たしていればもらえることになります。

blueprint_12.jpg

さらに、最初に配れれた青写真カードのとおりの積み方で完成させた場合、6点が入ります。



以上を踏まえ、準備が整ったらゲームスタート。
(スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います)

手番のプレイヤーは資材プールからダイス1つを選んで取り、自分の青写真カードの上に置きます。
(そして手番の最後に、資材プールにダイス1つを袋から引いて補充します)

blueprint_11.jpg


ダイスを置く際には以下のルールに従う必要があります。

・斜線のところには置けない
・一度置いたダイスは後で動かせない
・上に重ねて置く場合は、その下のダイスの目以上の目のものしか置けない
 (「ダイスの目」とは上になっている面の目のことです)

blueprint_08.jpg


なお、誤解しがちなのですが「設計図通りに作る必要はない」のでご注意下さい。
青写真(設計図)どおりの形のビルが完成した場合は6点が入るというだけで
全然違うビルを建ててしまっても良いわけです。このほうが高得点を狙えることもありますので。

ちなみに高得点を狙った結果、誰も図面通りのビルを建てずにこんなことになることもあります(笑)
 ↓
blueprint_09.jpg


このように各プレイヤーが手番を繰り返していき、全員が6つずつダイスを置いたら
1ラウンドが終了。得点計算を行います。

青写真カード(お題)達成、ダイスの得点、賞カードの配分を行って得点を加算したら
次のラウンドに移ります。3ラウンド終了時点で最も得点の高かったプレイヤーが勝者です。

※なお、ダイスの得点や賞カードの配分時に同順位だった場合は、ラウンドの準備で行った
 人気資材をより多く使っているプレイヤーがより上位にあるとみます。

blueprint_10.jpg
人気資材は得点ボードの右側に置かれているダイスの種類で表されています


2人でも面白かったですが、今度は3人以上でも遊んでみたいなと思います!
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