ルーム25 ★★★☆☆ ゲーム紹介 2013年3月24日
「バトルランナー」+「CUBE」の世界観でサバイバルゲームはいかが?

<基本情報>
【 タイトル 】 ルーム25(原題:Room 25)
【 作 者 】 François Rouzé 【プレイ人数】 1~6人【プレイ時間】 25分【 対象年齢 】 10歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 イエローサブマリンで購入【個人評価(3人プレイ)】 ★★★☆☆
協力モードをプレイ。どんなタイルが潜んでいるか分からない序盤は結構
ハラハラして面白かったですが、脱出タイルが分かってからはすんなりクリア。
今まで遊んだことのある協力ゲームは時間制限以外にも何らかのトラブルや
ピンチな状況が発生しましたが、このゲームでは移動しない限り何も起こらず
やや盛り上がりに欠けました。適度に運が悪い方が盛り上がるゲームですねぇ。
ゲームのアクションがターンの都度行うのではなく、あらかじめ立てた計画を順に
実行していく流れなので、実行するときには状況が変わっていて思わぬ事故が発生
することがあり、この部分は一筋縄ではいかず面白かったです。【個人評価(2人プレイ)】 ★★☆☆☆
2人で対戦モードをプレイ。たまたまですが脱出タイルがあっさりと
見つかったためほとんど部屋から出ずに、敵が迫ってきたらタイルごと移動の
アクションで逃げるというほとんど盛り上がらない内容になりました。
人数が多ければもう少し面白いかも知れませんが、2人ではイマイチでした。
どのルールで遊ぶにしても人数は多いほうが盛り上がるゲームっぽいですね。【ゲーム内容】舞台は近未来、「ルーム25」というリアリティTV番組は過激さをましていき
ついに良識の範囲を超えた過激な生き残りゲームと化してしまった。
「プリズナー(囚人)」であるプレイヤーは果たして無事に生還できるのか!罠が仕掛けられた部屋をくぐり抜け、制限時間以内に出口を見つけて脱出するゲームです。
ご存知の方には、映画「バトルランナー」+「CUBE」のようなテーマ、というのがいちばん
分かりやすいかもしれませんね。
全員で協力するモードや、チームに分かれるモード、全員が敵のモード、
誰かが裏切り者のモード、というようにいろいろな遊び方ができます。
(人数に応じて選べるもの、選べないものあり)
どのゲームでも最初に自分が使うキャラクターを選び、それに応じた駒や
アクションタイル、キャラクターシート等を受け取ります。
その後、ルームタイル25枚を下の写真のように5×5で組み合わせて、今回の
ステージを作ります。(使うタイルは難易度によって調整されます)

なお、中央のスタート位置である「セントラルルーム」や出口である「ルーム25」
などは一定のルールに従って置かれます。
それぞれのプレイヤーは出口である「ルーム25」を見つけ、下の写真にある赤丸の
「出口ゾーン」から脱出できるように動いていくことになります。

中央に全キャラクター駒を置けばゲームスタート!

このゲームでは制限時間が重要になっており、下の写真の番組進行ボードで表示されます。
また、このボード上に置かれたキャラクタータイルによって手番の順番もわかるように
なっています。

手番では4種類のアクションから2つまで選んで実行することができますが
その都度選んで行うのではなく、ターンの最初に自分が行うアクションを
あらかじめ「計画」しておきます。
4種のアクションはこんな感じです計画は自分が持っているキャラクターシートの上に行いたいアクションのタイルを
置くことで行います。
この場合、他のプレイヤーにアクションタイルの内容が見えないよう裏向きで置きます。

また、アクションタイルを置くスペースは下の写真のように2箇所ありますので
2つまでアクションを計画することができます。
(1つしか計画しなくても構いません)

全員が計画を終了したら、そのターンのスタートプレイヤーから順番に計画した
アクションを実行していきます。
もしそのアクションを実行したくなくても、計画をしてしまったものについては
絶対に実行しなければいけません。ただし、できない場合は無効になります。
隣のタイルを覗くアクションを選んだ場合は自分のキャラクター駒に隣接する
タイル1枚をこっそり覗けます。
「これ極悪なタイルやわ!」とか「割と安全ですよ」とか危険度を伝えるのは
いいですが、そのルームタイルの名称を言ってしまってはいけません。
部屋の内容は安全で何も起こらない部屋から、極悪な即死部屋まで様々。
時間が許すのであれば先に覗いてから進みたいところです。。。
なお、タイルが公開されるのは基本的に誰かのキャラクター駒がそのタイルに
移動したときです。これ以後はずっと公開されたままになります。

今いるタイルから移動する方法は「移動」と「押し出し」の2つがあります。
移動の場合は単純にとなりに自分で動かします。
出口を目指す上では最も基本のアクションといえますえね。
押し出しの場合は、自分のキャラクター駒が他のプレイヤーのアクションによって
強制的に隣のタイルに(押し出されて)移動させられることになります。
このアクションは協力プレイではピンチの脱出や移動の補助、という面もありますが
対立モードなどでは罠にはめられたり、ゴールから遠ざけられたりと直接攻撃の
アクションになりガラッと色合いが変わりますね。
↑ちなみに、この写真のようにセントラルルームからの押し出しは実際はできません。
説明用に撮った写真なのに間違いがあってすいませんでした。近いうちに差し替えますね。
(オシラ774さん、ご指摘ありがとうございました!)タイル列の移動(操作)では、自分のキャラクターが乗っているタイルの列を
一定方向にずらすことができます。部屋ごと移動する感じですね。
押し出されたタイルは反対側に差し込むので、5×5の形は維持されます。
なお、セントラルルームを含む列移動はできませんのでご注意を。

全員がアクションを終えたら、番組進行ボード上でキャラクターのタイルを進めて
時間の経過と次のスタートプレイヤーの表示を行ないます。
時間が進んでいき、カウントダウンの終了(最後のターンが終わる)までに
勝利条件をクリアしていなければゲームオーバーとなりますのでご注意を。
(勝利条件はゲームモードによって「脱出」や「生き残り」等があります)

制限時間内でも部屋の罠で死んでしまったキャラクターはゲームから除外されます。
殺人トラップ部屋で死んじゃった!ギャーす!!
死んだキャラクターは番組進行ボードでも裏面にしておきましょう。南無~。3人での協力モードでは一応全員で脱出できて大成功。
まっきゃんとの2人対戦モードではまっきゃんのキャラクターに最後まで生き残り
まっきゃんの勝利、となりました。
多人数での疑念モードを試してみたいな~と思っています。
3人での対立プレイが、熱いゲームだと思いました