ハートオブクラウン ★★★☆☆ ゲーム紹介 2013年2月22日
王位継承というテーマはデッキ構築ゲームに合いますね

<基本情報>
【 タイトル 】 ハートオブクラウン(原題:HEART OF CROWN)
【 作 者 】 【プレイ人数】 2~4人【プレイ時間】 20~40分【 対象年齢 】 12歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 KIWIGAMESでプレイ(お客さんの持ち込みゲーム)【個人評価(4人プレイ)】 ★★★☆☆
いわゆるドミニオンクローンのひとつですが、お姫様の王位継承権争いという
テーマは思った以上にゲームにマッチしていてなかなか楽しかったです。
お金カードや行動(アクション)カードに連続可能を示す矢印を表示することで
コンボを繋げていけることが視覚的にわかりやすく、なかなか良い工夫に思いました。
また、行動カードなどの枚数が10種各5枚で、それらをシャッフルしてランダムに
登場させることにより、ドミニオンのように「買われないカード」が少ないのは良いです。
(そもそも1種類の枚数が少なく、いつ出るかわからないので「買っとこう」となる)
一方、やはりなんだかんだいってドミニオンの類似ゲームである点や、イラスト的に
アニメっぽいようなイラストである点等、ダメな方にはダメだろうな~と思います。
また、イラストに力を入れているゲームにありがちな文字の小ささも、見づらくて
慣れていない人には不親切に感じました。そこがちょっと残念ですね。
ドミニオンクローンに抵抗がない方であれば、独自の工夫もされているゲームなので
なかなか楽しめるのではないかと思います。【ゲーム内容】デッキ構築ゲームの基本はこちら →
デッキ構築型ゲーム ~基礎の基礎~基本的にはドミニオンと同じように手番を通じてカードを購入してデッキを充実させ
勝利点を増やすゲームなのですが、テーマがお姫様の王位継承ということになっています。
特徴としては、
・サプライ(購入できる山札)が、シャッフルされてある程度ランダム登場な点
・自分が擁立する姫カードを途中で買わないといけない点(姫カード自体にも特殊効果あり)
・勝利点カードはデッキの中では意味がなく、出して使わないとカウントされない点
・姫カード擁立以後、一定のカードを次ターン以降に持ち越せる点
などがあります。
ドミニオンに比べてよく言えば戦略性が増した感じ、悪く言えば複雑でテクニカルになった感じ
といったようなところでしょうか。