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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ラスト ナイト オン アース 【ボードゲーム】

 ラスト ナイト オン アース   ★★★☆☆ ゲーム紹介 2013年1月18日

 まさにB級パニック映画!俺のキャラ、設定から死亡フラグやんw

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<基本情報>
【 タイトル 】  ラスト ナイト オン アース(原題:LAST NIGHT ON EARTH)
【  作 者   】  ジェイソン・ヒル
【プレイ人数】  2~6人
【プレイ時間】  60~120分
【 対象年齢 】  12歳以上

【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  ゲーム会でプレイ
【個人評価(6人プレイ)】 ★★★☆☆
ゾンビプ側プレイヤー1人対他全員の協力プレイというゲームですが楽しかったです。
まず、個人的にこういうB級映画テイストのゲームは大好き!
そもそもゾンビが襲ってくる、っていうのがB級らしくていいです。また、出てくるキャラ達も
B級感ビンビン出ていますw。スタジャン+高校生+タフガイって、絶対いますよね。
しかも結構早めに襲われちゃうパターンで。
ポリス(警官)じゃなくてシェリフ(保安官)なのもいい。この辺の設定は細かくて面白いです。

また、クエスト(シナリオ)が豊富なのもいいですね。単に生き延びるだけでなく、
指定数のゾンビを倒すクエストや、取り残された人々を助けて一緒に生き延びる
クエストなどそれぞれの目的に合わせたプレイが必要になってきます。

一方、ゲームのメインアクションの部分がダイス運というところは好みが分かれると思います。
移動力、戦闘、各アイテムの破壊判定等ほとんどの場面でダイス判定です。キャラクターの
能力やアイテム効果などにより多少の修正はされるとはいえ、ダイス運は大きめです。
また、ゾンビ側プレイヤーの使用するゾンビカードも強烈なものが多く、ゾンビ側の手札と
ダイス出目によってはかなりえげつない状態になる、というド派手なゲームといえますね。

ルール説明なども含めると初回プレイで1時間半~2時間程度になることもあり
長時間で運要素の強いゲームは苦手という方にはあまり向かないかな~とも思います。
ゾンビに襲われながら、ワー!キャー!フンガー!言って遊ぶゲームですのでw

個人的には少しダイス使用頻度が多いゲームだなーとは思いましたが、B級映画テイストの
世界観が好きなのと、プレイしたメンバーが面白かったのでかなり楽しめました。
遊ぶメンバーが好きそうならば、ゾンビに襲われる切迫感と、みんなで協力してクエストを
こなしていく達成感が味わえる面白いゲームとして遊んでみられてはいかがでしょうか。



【ゲーム内容】

基本は、襲い来るゾンビの群れから生き延びる協力ゲームです。
ただしプレイヤーのうち1人は人間側ではなくゾンビ軍団を操るプレイヤーとなるため、
ゾンビプレイヤー1人vs他全プレイヤーの協力、という対戦ゲーム的な特徴もあります。

ゾンビ側は人間側全員を殺してしまえば勝利、人間側は生き残りが勝利の最低条件です。
生き残るということに加えてゲームにはいろいろなシナリオがあり、その内容を達成しないと
人間側の負けということになります。

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プレイヤーが操るキャラクターは実写の写真を用いたイメージ画像まである凝りよう。
キャラクターごとに体力が多かったり、攻撃力に特化していたりと特徴があります。
ぼくはこのタフガイ高校生が好きですね~。



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ゲームボードは数枚を組み合わせてマップを作るような仕様になっており、場所ごとに
納屋があったり武器庫があったりします。このような施設では武器やアイテム類を
拾えたり、一定のキャラクターに恩恵があったりしますのでうまく使いたいですね。

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プレイヤーが使用できるカードには武器などのアイテム類やイベントカードなどがあります。
また、プレイヤーキャラクター以外の村人が助けてくれたりもしますよ。

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ゲームはゾンビ側、人間側がそれぞれターンを行って1日経過、ということになります。
指定日数生き残れなければ人間側の負けになってしまいますので結構大変です!


ゾンビ側は毎ターン新たなゾンビを登場させるので、最初は割りと少なめに見えるゾンビも
日数の経過に合わせてものすごい数に膨れ上がったりします。
しかも人間側が建物の中と外を行き来するにはちゃんとした入り口からしか無理なのに対し
ゾンビは壁もお構いなしで迫ってこれるんですよね。おそろし~~~!

ただ、ゾンビは基本的にそのゾンビ駒ごとにキャラクター設定のようなものはなく
雑魚キャラがぞろぞろ~~っと歩いているようなイメージです。
戦闘でも負けちゃうと1撃で倒されたりしますので、とにかく数の恐ろしさですね。

あと、ゾンビ側プレイヤーには結構極悪なゾンビ用カードがあります。ゾンビデッキですね。
普通は移動が遅いゾンビを高速移動させたり、ゾンビが登場できる巣みたいなのを増やして
人間側を追い詰めたりと、結構えげつないカードがありますので、悲鳴の連続です(笑)

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このカードは人間側のカード山札から10枚捨てさせるカードで、極悪ですよ。。。


これに対し、人間側は戦術のようにキャラクターごとに特殊能力があったり、
ちゃんと体力があってそれがなくなるまでは死なない、というようにバランスの
調整がされています(といっても体力は2とか3とか大して多くないですけど)。

また、アイテムなどを使えば遠距離からピストルで狙撃したり、ショットガンでまとめて
やっつけたりと、B級映画さながらの大活躍をすることもできるんですよ!楽しい♪

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ゲームを進める中で人間駒とゾンビ駒が同じマスになったら戦闘になります。
戦闘では基本的にダイスの出目勝負となり、その出目によってゾンビをやっつけたり
人間がダメージを受けたり、引き分けだったり。
ゾンビは戦闘に負けるとゲームボードから取り除かれ、人間は戦闘に負けると
負傷します。もともとの生命力以上に負傷ダメージを受けてしまうと死亡となり
ゲームから脱落してしまいますので人間側は特に負けられませんね~。

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でも、こんな状態まで追い詰められたら。。。さすがにもうダメぽ。。。

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場合によっては、人間側が集結してゾンビの大群を迎え撃つことも有効です!
ただ、その場所が不利になるカードとか使われちゃうと地獄が待ってますが。。。(笑)

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なお、僕が遊んだときは勝利条件が生存+村人救出、というシナリオだったのですが、
健闘もむなしく人間側のカード山札が全てなくなってしまって敗北となりました。
あと1日か2日生き延びれば勝利だったのでめちゃくちゃ悔しかったです。

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残念ながら人間は滅び、ゾンビだけの世界になっちゃっいましたとさ。。。

ゾンビに追われてギャーギャーいうのが面白いゲームでしたので、
ぜひまたB級映画好きのみなさんと遊んでみたいと思います。もちろんタフガイで!!(笑)
LNoE大好き♪
このゲームは自分が一番好きなボドゲです。
ちょうどボードゲームとTRPGの中間に位置するようなゲームで、勝利する事よりもその過程を楽しむ感じですね。

勿論ヒーロー側にしろゾンビ側にしろ勝てた方が嬉しいですが、それよりも如何にB級ゾンビ映画っぽくプレイできるかが面白さの分かれ目だと思います。

ぶっちゃけヒーロー側は何人か死んでも新しいキャラでリスタートできるので、場合によってはそのキャラでアイテムを消費しつつ粘るよりはそのキャラを殺して新しいキャラで始めた方がいい場合があります。
しかし!それをやっては面白くないと自分は思います。
やはり現状の登場人物(キャラ)だけで最善の手を尽くし、生き残る事に全てをかけてこそのB級ゾンビ映画ゲームですしねw

このゲームはコンポーネントが素晴らしく、専用のBGMが収録されたサントラCDが付いてくるのもウリの一つです。

内容が内容なので万人に受けるゲームではありませんが、ハマった人にはとことんハマる・・・そういうゲームですネ^^
[ 2013/01/19 00:12 ] [ 編集 ]
こんにちは、アル隊長さん。コメントありがとうございます!

ほんと、このゲームはいかに世界観に浸れるかが重要ですよね。
サントラCDがついているのには驚きました。外で遊んだので
まだ聞いたことはありませんが、もし自宅などでできるようでしたら
ぜひかけてやってみたいと思います。

キャラクターのリスタートは遊んだ際にルール説明で聞いておらず
そういうこともできるんだと今はじめて知りましたw
でもおっしゃるように最初のキャラだけで遊ぶほうが楽しいですよね!
(ただ、早めに脱落したプレイヤーは救済してあげたいですが・・・)
[ 2013/01/19 23:59 ] [ 編集 ]
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