浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ランキング 【ボードゲーム】

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 ランキング   ★★★☆☆ ゲーム紹介 2011年5月18日

 お題にあわせて7つの品物をランキング!「それ、怪しい~!!(笑)」

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<基本情報>
【 タイトル 】  ランキング(原題:RANKING)
【  作 者   】  シュテファン・ドーラ、ラルフ ツア・リンデ
【プレイ人数】  3~5人
【プレイ時間】  30分
【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  ボードゲームショップ・パティークローバーで購入
【個人評価(4人プレイ)】  ★★★☆☆
意外な人が意外なタイルを出していたり、同じタイルでも人によって理由付けの
内容が全然違ったりと、なかなか楽しかったです。
理由付けが難しいタイルは人の意見に乗っかってさりげなく順位移動させられるのも
苦手そうな人に対するフォローとして遊びやすくなっているかなと思いました。

少し気になっている点ですが、見破られるのを嫌うあまり、最上位のタイルを
なかなか決めたがらないプレイが続いてしまい予想以上に時間がかかりました。
比較フェイズを終わらせた人はボーナス点が付くなど、終わらせにいくメリットに
合理性的な理由付けがあればもう少し順位を上げやすいかなと思いました。
(それだとゲーム終了までの総得点とのバランスが悪いと思いますが)

基本のルールが簡単なのに、ブラフ、駆け引き、読みなどドイツゲームテイストが
しっかりと盛り込まれており、パーティーゲーム(ファミリーゲーム)として
笑いも起きやすい、というとても楽しいゲームだと思いました。
コミュニケーションゲームっぽいのが苦手で、ディクシットは全然だめだった
という人でも、こちらはある程度遊べる(ゲームになる)と思います。
個人的にはイラストもかなり好きです!


【個人評価(2人プレイ)】  ★★☆☆☆
3人以上ゲームなのですが、2人でも遊べそうだったので一度遊んでみました。
3人プレイなら投票用のマーカー(誰の出したタイルか指摘するときに使う)を
2つずつ使うとのことでしたので、2人プレイでも2つずつでやってみたのですが
3つずつ使うほうがバランスを取れそうな気がしました。
遊べなくはなかったですが駆け引きが希薄になり、3人以上の方が楽しかったです。



【ゲーム内容】

お題にあった(あっていなくてもいいですが)品物のタイルを秘匿のままで出し
それがなぜ「お題にあっているのか」「お題にあっていないのか」を理由付けして
順位付け(ランキング)します。
その途中で他のプレイヤーから自分が出した品物タイルを推理され、見破られると
順位を下げられたり、マーカー(コマ)を置かれてマイナス点になったりします。
うまく自分の出した品物タイルの順位を上げかつ「見破られなかった」ら高得点。
ブラフ(ハッタリ)で他のプレイヤーを悩ませたり、全然関係ないタイルを上下
させたりとうまく駆け引きして最初にゴールに到達した人が勝者となります。


と、概要はそんな感じです。詳細は以下をご覧下さい。


準備は以下のとおり。

・ボードを中央に用意して、得点マーカーを0の位置に。
・ランダムに引くお題タイルを準備(うちでは和訳カードを使ってます)。
・品物のタイルは裏向きにして複数の山にし、とりやすい所へ。
・↑この品物タイルの山から、スタート時に6枚引いて手札とします。
・自分の色以外の投票用マーカーを1つずつ持つ。
 ※例えば青、赤、黄、緑の4人プレイの場合、青プレイヤーが持つ色は赤、黄、緑
 (他のプレイヤーがどの品物を選んで出したかを予想するのに使うためです)


以上です。これでゲームスタート。
スタートプレイヤーが、お題をランダムに選びます。(お題を引くわけです)

 ※なお、スタートプレイヤーはそのラウンドの進行役をこなします。
  ラウンドごとにスタートプレイヤーは移動していきます。

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うちでは和訳したカードを使用していますが、本当はタイルを引きます。


各プレイヤーとも手札の6枚ある品物タイルから、そのお題に合っていそうなものを選び
他の人にわからないよう裏向きでテーブル中央へ出します。
(あえて「お題にあっていなさそうなもの」を選んでも良いです。ここは駆け引きですね)

そのラウンドのスタートプレイヤーは、その裏向きに出された品物タイルに加え、
裏向きの品物タイル山から「7枚に達するまで」品物タイルを裏向きのまま引きます。

この合計7枚の裏向き品物タイルを、誰が何を出したかが分からないよう裏向きのまま
しっかりと混ぜ、その後全て表向きにしてゲームボードの「3」の横に一列にして並べます。

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ここからは各プレイヤーがこのボードの横に並んだ品物を比較してランキング(順位付け)
することになります。
比較は必ず2つの品物タイルを用いて行ないます。2つのタイルを比較して、テーマに
よりふさわしい方を1つ上げ、ふさわしくない方を1つ下げます。
(上げ下げは、現在の位置から塔の上下にひとつずつ動かすことで表します)
この際、なぜそう思うのかの理由を発表しながら行います。
(無しでやってもいいですが、理由を聞くのが面白いですよ)

例)
今回引いたテーマは「安いものは」です。
手番のプレイヤーは「色鉛筆」のタイルと、「金庫」のタイルを比較することにしました。
「色鉛筆は子供でも買えそうやから安い!」
「金庫は貴重品を入れるし、頑丈でしっかりした作りなので高そう!」
という理由で、色鉛筆がよりテーマに合っていてひとつ上に。金庫を下げることにしました。


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この比較後のタイルを移動結果を見て、他のプレイヤーはその手番プレイヤーが出した
タイルを予想し、その予想に基づいてマーカーをタイルの上に置くことが出来ます。
マーカーが置かれ「そのタイルを出したプレイヤー」と当てられると、得点獲得時に
マーカー数に応じた点数のマイナスがありますので、できるだけ見破られないように
移動させることが大切です。

自分の出した品物タイルを上位に上げすぎるとすぐに見破られてしまいます。
でもその裏をかいて、関係ないタイルを上げておく(ブラフ)ことも有効かも知れません。
さらにその裏をかいて・・・とこの辺りは心理的な駆け引きですね!結構楽しいです!

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今現在の手番プレイヤーのマーカーしか置けないことに注意です


比較が終わったら隣のプレイヤーに手番が移ります。そしてまたタイルの比較・・・
という感じで繰り返していきます。

ラウンドの終了は、最上段(7の数字のところ)と最下段(0の数字のところ)に
少なくとも1つずつの品物がタイルが置かれたときです。
ラウンド終了後、品物タイルを出した人の確定=得点計算を行ないます。
このラウンドのスタートプレイヤーを務めた人が、下段(0のところ)から順番に
タイルを出したプレイヤーを聞いていきます。自分が出したタイルであれば申告し
得点を計算します。
得点はそのタイルが置かれている場所に該当するゲームボードの数字分になります。
つまり最下段に置かれていれば0点、ひとつ上の1のところなら1点・・・
最高は最上段の7点、ということです。
ただし、自分が出した品物タイルに自分の色のマーカーがおかれていた場合、
つまり自分が出したタイルだと見破られていた場合は、その自分の色のマーカー数分
得点がマイナスされます。

例えば、4の数字のところに置かれていた品物タイルでも、自分の色のマーカーが
2つ置かれていたら4-2=2点という風になるのです。

 ※関係するのは自分の色のマーカーだけです。他の色のマーカーがいくつあっても
  それはマイナス計算されません。また、0点を下回ることはありませんので
  計算上マイナスになってもそれは0点とみなします。



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得点の表示は塔の形になっているゲームボード上の得点マーカーを移動させて行ないます。
最初は点数分だけ得点マーカーを上に登らせるように移動させ、最上階に到達したら
今度は下に下るように移動させます。

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ゲームボードは得点表示にも使われるのです

得点計算が終わったら次のラウンドへ。次のスタートプレイヤーは前ラウンドを
終わらせたプレイヤー(=比較フェイズを終わらせたプレイヤー)が行ないます。

これをゲーム終了まで繰り返していきます。
なおゲームの終了は誰か1人でも得点マーカーがゲームボードを出たときです。
(ボードを上がって、その後下りて来て、マーカーが外に出たとき=15点です)
つまり15点を最初に獲得した人が勝者となるわけです。
15点以上獲得したプレイヤーが同時に2人以上いる場合は、最も高得点の人です。



以上のような感じです。ファミリーでも楽しめるコミュニケーションゲームとして
とても面白いのですが、評価の部分でも書いたように、駆け引きに時間がかかって
ちょっと冗長なゲームになってしまいました。

というのも、比較フェイズで最後の移動を行いフェイズが終了したときにも
予想したマーカーを置けるため、どうしても自分から比較フェイズを終わらせたくない
プレイヤーが多く、中盤あたりで品物タイルが行ったり来たりすることが多かったのです。
ですので、特に最上段へ品物タイルを持っていく=フェイズを終わらせることに対して
例えば1点を与えるとか、なにかボーナス的なものがあれば良いのではと感じました。
これにより、「いずれかのタイルを最上段に持っていく」ことの理由付けが増えるので
品物タイルを上に上げることへの抵抗感が薄れるようになるのではと思っています。
(最下位は比較的すんなりきまりましたので、ボーナスは最上段だけでいいと思います)
もちろん、フェイズの終了をどのタイルで行なうのかも駆け引きの1つだとは思いますので
そんなのイラネーって人も多いとは思いますけど^^;

気になったところはそれぐらいですかね。このルールが機能するかどうかは別として
30~40分ぐらいで終わるゲームになれば評価はひとつ増えると思います。
(うちが特別長かったのだとは思いますが・・・)


また、個人的にはこのゲームのイラストデザイン全般大好きです。
可愛らしいのですが日本のアニメ風ではなく、ディズニーやカートゥーン風で
小さい子供からお年寄りまで、幅広く受け付けやすいイラストかなと思います。

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箱の中もこんな感じで楽しげで良いですよ!

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最後に。
うちではタイルに日本語シールを貼ると見栄えが悪くなるからと思い、カードにしました。
タイルに日本語シールを貼ると裏表両面になりますし、せっかくのイラストが台無しですので。
家庭用プリンターなどでも名刺用カードを使うと楽ですから、よく遊ぶのなら良いと思います。

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ブログ用画像で気づいたけど「長く持つもの」は正しくは「永く持つもの」ですね。あちゃ~。
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