浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ラングフィンガー 【ボードゲーム】

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 ラングフィンガー ★★★★☆ ゲーム紹介 2010年6月30日

 「道具」「盗み」「換金」のタイミングが悩ましく、面白いゲームです。

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<基本情報>
【 タイトル 】  ラングフィンガー(原題:Langfinger)
【  作 者   】  クリスティアン・フィオーレ&クヌート・ハッペル
【プレイ人数】  2~5人
【プレイ時間】  20~30分
【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  イエローサブマリンなんば店で購入
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★
ワーカープレイスメント(詳細は下記「ゲーム内容」参照)のシステムは
中~長時間ゲームが多いと思うのですが、このゲームは20~30分という
割と短時間なゲームになっており、気軽に遊べる所が良いです。
さすがに中~長時間ゲームほどの遊び応えはありませんが、しっかりと
考える部分、悩ましい部分があるので、短時間ながら充実感があります。
発展系のゲームなら、ある程度の長時間をかけて育っていく自分の村なり
箱庭なりを見る楽しさもあるのですが、このゲームは発展系ではないので
テーマ的にも短時間向きだと思います。うちでも繰り返し遊んでいます。

一方、少し気になる点としては、短時間ゲームがゆえにカード運などが
やや強めに感じます。最初の方に抜け出たプレイヤーがいると追いつく前に
ゲームが終わってしまう、ということが少し気になりますかね。
あとは、せっかく良いゲームで初心者の方にもオススメしたいのですが
このボリュームの割りに定価3500円程度(2010年現在)という価格は
少し高めに感じます。値段で損しているゲームかな~とも感じました。


【ゲーム内容】

自分の部下であるコマ3つを使って「道具を獲得する」「盗みを働く」
「盗品を売りさばく」などのアクションを行って点数を得るゲームです。

この部下コマを使ってアクションを行わせる、というのはゲームシステム的に
ワーカープレイスメントといわれています。
一般的にはゲームボード上に数種の「アクションを行える場所」が描かれており
そこに自分のコマ(ワーカー=働き手)を置く(プレイス)ことで
自分が行わせたいアクションを選択していく、というようなものです。

このゲームの場合ではアクションは5つあります。
(1)「道具の獲得」
(2)「住宅街での盗み」
(3)「廃墟で道具の交換」
(4)「美術館での盗み」
(5)「港での換金(得点化)」

これに対し、コマは3つしかありませんので、この5つのアクションから
どの3つ(複数回可能なアクションもありますが)を行うかを選択し
その対応する場所にコマを配置することであらわすわけです。
そして、大体の場合、そのアクションを選択できる人数は限られており
早いもの勝ち、ということが多いです。

つまり複数あるアクションの中で行えるのはそのうちいくつかということで
「どれを行うか?」または「相手にどれを行わせないか?」という部分で
悩み所があるわけですね。

さらに、この「アクションを選択する」というのはあくまでも「行動の予約」
ということになります。選んですぐに実行するのではなく、全プレイヤーが
順番に行動の予約をしていき、全員選び終わったらルールに則って、順に
処理をしていくということが多いです。
ですので、あっちを立てればこっちが立たず、というような悩ましさは
さらに強くなっていくわけです。
(「そこに置きたかったのに、先に取られた!」という感じです)


さて、ゲームの説明ですが、まず担当する色を決めたらそのコマと
キャラクター(悪党)のカードを持ちます。このゲームではキャラクター
固有の道具を使用できるため、キャラクターカードもしっかり把握します。
(固有の道具は1つのラウンドで、1つの場所ごとに1回ずつ使えます)

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キャラクターごとに固有の道具の種類は違います。


ゲームボードに該当するそれぞれのカードを、プレイ人数に応じた数だけ置きます。
各ラウンドでボードのそばに置かれているカードが取り除かれるなどした場合は
ラウンド終了時に補充します。(ラウンドの途中で補充はありません)

なお、この際に置かれるカードの枚数が、実質的に行えるアクションの上限と
いうことになります。つまり、例えば盗みをしたくてもお宝のカードが2枚しか
なければ、3番目の人以降はそのお宝を獲得できる可能性が小さくなるわけです。
(先手番の人がアクションをパスする可能性もありますのでゼロではないですが)


スタートプレイヤーを決めたら、スタート時の道具カードを規定枚数ずつ受取り
ゲーム開始です。

スタートプレイヤーから順に、コマを1つずつ、ゲームボード上へ配置し
アクションの予約選択をします。
1手番では必ずコマを1つだけ置きます。その場合、最も早くその場所にコマを
置いた人はその場所のエリアの中の数字が若い場所に置くことになります。
これは、後のアクション実行の際に、その場所ごとに誰からアクションを行うか
順番を示すことになりますので、必ず小さい番号の方から順番に置いていきます。
(【1.都市】等の場所にある、コマを配置する位置のことです)

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順番にアクションの所へコマを置いていき行動予約をするわけです。


全員が配置し終わったら【1.都市】から、【5.港】までのアクションを
順番にこなしていきます。
アクションの処理順序は下の図のとおりまず【1.都市】、次に【2.住宅地】
というように1から5まで順番に処理していきます。

また、それぞれの場所ごとでは、より早くその場所にコマを置いていた人から
行動することになります。

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大きい順序としては、【1.都市】から【5.港】まで数字順に行います。

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そしてその場所ごとの中でも数字の小さい方から処理します。


各場所ごとのアクションは以下の通りとなります。

【1.都市】では道具を盗みを働くための道具を獲得することが出来ます。
アクションを選んでいても、道具カードが先に他の人に取られてない場合は
道具カードを獲得することができません。

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【2.住宅地】では盗みを働くことが出来ます。
住宅地に置かれてあるチェストや金庫など、お宝の隠し場所が描かれているカードに
一緒に描かれている道具のカード(及び、キャラクター固有の道具)が全てあれば
そのお宝を獲得することが出来ます。(詳細は下の方の画像をご覧下さい)
(悪党カード=キャラクターカードのことです)
なお、隠し場所の裏にお宝が描かれており、港で得点化する場合にはその面の
絵柄を使います。

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隠し場所は4種類あります。

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描かれてる道具全てが必要です。不足していると盗めません。


【3.廃墟】では道具カードの交換を行えます。「1枚を2枚に」「2枚を3枚に」等
交換レートに違いがあります。交換する際には自分が出したカードは捨て札にし
山札からレートに応じたカード枚数を獲得します。
(なお、そのラウンドで選ばれた交換レートを複数回選ぶことはできません)

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1回選ばれた交換レートはそのラウンドではもう選べないことに注意です。


【4.都市】では住宅地と同じように盗みができます。基本的な処理方法は同じです。

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【5.港】では、盗んだお宝を換金(得点化)することができます。
自分の手元にあるお宝カードと対応する、港に置かれた換金カードを選びます。
そしてお宝カードに描かれている点数分の得点を獲得します。
手元のお宝カードと、今取った換金カードは捨て札になります。

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中にはボーナスが付く、おいしい換金カードもあります。


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得点を得るためには換金が必須ですので、タイミングを見逃さないように!


このようにして、道具を揃え→盗みを働き→換金して得点を得る、というの繰り返し
誰かが20点を超えたらそのラウンドを最後まで行ってゲーム終了となります。

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うちでは2人プレイが多いですが、2人でも十分に面白く遊べました。
3人以上だと、選びたいアクションがより重なる可能性が出てくるため
いろいろな思惑が絡んでより面白みが増すかも知れませんね。

短時間でワーカープレイスメントの要素を楽しめますので、
ゲーム初心者の方やワーカープレイスメントは苦手、という方が
軽く遊んで慣れていきたいときになど、最適ではないかな~と思います。
ワーカープレイスメントは重いゲームもたくさんあるようですので
こういう軽いゲームはなかなか重宝するのではないでしょうか。
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