浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ナイアガラ 【ボードゲーム】

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 ナイアガラ ★★★★☆ ゲーム紹介 2010年6月14日

 流れる川の仕掛けが最高!メンバー次第で厳しいゲームに!?

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<基本情報>
【 タイトル 】  ナイアガラ(原題:Niagara)
【  作 者   】  トーマス・リーシング
【プレイ人数】  3~5人
【プレイ時間】  60分
【受賞歴など】 2005年ドイツゲーム大賞受賞 ドイツゲーム賞2位他
【入手・プレイ状況】 ゲーム会でプレイ
【個人評価(3人プレイ)】 ★★★★
まず、川の流れを上手く表現したコンポーネントが素晴らしい!
視覚的に楽しめるゲームとしては最高レベルだと思います。
そしてその川の流れのシステムがゲーム性にもマッチしていて
ドラマチックな展開になり、盛り上がりました。
また、基本のルールも簡単なので初心者の方にドイツゲームの
楽しさや美しさを知ってもらうのにピッタリのゲームと思います。

ただし、相手の宝石を奪うということが出来るため、しっかり
ゲーマー的に遊ぼうとするとかなりのガチゲームになってしまい
一気に頭を使う疲労系ゲームになってしまう面もあります。
パーティーゲームっぽい軽いノリで始めてしまうと痛い目を
みることもあるかと思いますので、その辺はご注意を。

川の流れを読み、どこまでカヌーを動かすかの思考性。
滝壷に落ちちゃうんじゃないかというドキドキ感と
危機を脱したときの安堵感。
一方、滝つぼに落ちたときに自他を問わず沸き起こる大爆笑!
ゲームの楽しさと難しさを再認識できる面白いゲームだと思います。


【ゲーム内容】
毎ターン流れていく川をカヌーで下ったり上がったりし、決まった数の
宝石を集めれば勝利するゲームです。

川の流れの表現が素晴らしいです。
大き目の円形プラスチックタイルを、川の上流から押し込むことで
それまで置かれていたプラスチックタイルは前へ押しやられます。
一番前のタイルは滝つぼへ落ちてしまいます。
タイルの上には各プレイヤーが操るカヌーが載っていますので、
これによりカヌーが前方へ流されている様子が表現されているのです。

niagara_03.jpg
この写真では右が上流、左が下流です。滝壷近くでは2つに分岐します。


各プレイヤーはそれぞれ自分が使うパドルタイルとして
1~6の数字が書いたものと、天気のマークが書いてあるもの
(=合計7枚)を持ちます。
これは全プレイヤーが同じ内容のものを持ちますので、条件は
みんな同じということになります。
そしてそれを裏向きで出し、一斉に表返すことでそのターンに
進む数(天気マークのものは天気の操作)が決まるわけです。

ここに1つポイントがあり、合計7枚あるパドルタイルは
全部使い切るまで回収されないという点です。
例えば、最初に5のパドルを出して5つ進んだ場合、このタイルは
決まった場所に置かれたままになり、次に出すタイルはまだ手元に
ある中から選ばなくてはいけないのです。

ですので、前半で大きな数を出して下流に向かった場合
今度は上流に戻るのがすごく難しかったりします。
(川の流れで下流に進んでしまうため、戻る方が大変です)

このあたりをしっかり考えておかないと滝壺付近で四苦八苦する
ことになってしまうわけです!

niagara_20.jpg
みんな同じ条件なのに、どれを選んだかでドラマが生まれます。

そして、天気を動かすタイルを使った場合、天気が良い方向か
悪い方向かどちらかに動かします。
天候が悪化すると雨が降っていることになり川の流れは速くなります。
一方天気が良いときは流れは穏やかなままです。
これも曲者で、激流になっちゃうともう戻れないこと戻れないこと。
涙目になりそうなぐらい苦しいですが、他人からみれば爆笑ものです。

niagara_04.jpg
滝壺に密集するカヌー・・・漕げども漕げども陸に戻れず(笑)


なお、宝石は5種類(=5色)あり、このそれぞれの置場の前に止まれば
宝石を積み込むことができます。
この時点ではまだカヌーに載っているだけですので、上流に戻り、陸に
持ち帰って初めて自分のものになります。

というのも、途中で宝石を奪うことが出来るため、載せただけでは
全然安心できないわけです。

これがこのゲームを思った以上に難しくしているポイントだと思います。
つまり、ゲームシステムである「川の流れ」に抗うだけでなく
他者との間接的な絡みである「天気の変更」と、さらに直接的な絡みの
「宝石を奪える」という部分も考えに入れて行動選択をするわけです。

ですので、ルールの簡単さやコンポーネントの雰囲気で簡単なゲームだと
考えるにはちょっと躊躇するわけです。厳しいゲームだと思います。
そういう意味では遊ぶメンバーによっては楽しみを感じられない人も
いるゲームかなと思いますのでご注意を。

niagara_05.jpg
せっかく滝壺付近でハイリスクな宝石を取っても、奪われた日にゃ・・・


勝利条件は、宝石を色違いで5つか、同色4つか、合計7つ集めること。
もっとも早く集めたプレイヤーが勝者です。

見た目から心を奪われ、ワイワイ騒いで時には絶叫し
かと思えばムムム・・・と考え込む。
ボードゲームの奥深さを感じられる、良くできたゲームだと思いました。
遊ぶメンバーにより、遊び方には気を付けて楽しみたいと思います。
やおきんさんお久しぶりです、お元気ですか

ナイヤガラは僕が初めてドイツゲームを購入した時に、これとマンハッタンと
ヴィラパレッティ、ドイツゲーム大賞ものなら面白いだろうと購入したゲーム
です。お書きのように見た目とは違って戦略的で読みが必要、僕のボートを
落とした時の嫁の笑顔がとても印象的なゲームでした (ーー;)

僕のナイヤガラは何回かやるうちに円形プラがスムーズに滑らなくなって
押すと上方向にめくれ上がるようになって困っております。
[ 2010/06/15 13:08 ] [ 編集 ]
keiさんこんにちわ、コメントありがとうございます。

このゲームはすんなりいっているときよりも、滝壺付近でヒーヒー言っているときが
楽しいと感じるのは僕だけでしょうかね(笑)
自然と笑い(それも爆笑)が起きるゲームというのは素晴らしいと思います!

円形のプラスチックタイルがスムーズに動かないことなんてあるんですね。。。
コンポーネントが重要なゲームだと思いますので痛いですね・・・
[ 2010/06/16 12:14 ] [ 編集 ]
ナイアガラルールについて
はじめまして。最近ボードゲームもはじめました。こちらのサイトは写真入りで解説もわかりやすいのでよく参考にさせてもらっています。
ありがとうございます。

今回は少し前の記事の「ナイアガラ」のルールについて教えていただけませんでしょうか?

この記事では、パドルタイルを
> そしてそれを裏向きで出し、一斉に表返すことでそのターンに
>進む数(天気マークのものは天気の操作)が決まるわけです。

とありますが、表に返すのは「一斉」なのでしょうか?

私はこのゲームは和訳なしで購入し、英語ルールを読んで遊んでいるのですが、それによると「一斉」ではなく、スタートプレーヤから順番に表に返すとなっています。

また、下記のサイトでもそのようになっています。
http://blog.livedoor.jp/familygames/archives/51635872.html

しかし、いろんなサイトをみると「一斉に表返す」と記述されているところも多く、どちらなのかなと困惑しています。

もしよろしければ、もう一度和訳ルールを確認していただくことはできませんでしょうか?
よろしくお願いします。
[ 2011/09/29 13:13 ] [ 編集 ]
かめきちさん、こんばんわ。
コメントありがとうございました。返答が遅くなってしまって申し訳ありません。

ナイアガラのルールについてですが、このゲームは所持していなくて
遊ばせてもらったものなので訳としてはどうなっているのか細かくは
分からないんです。すいません^^;

とりあえずルール解釈の手助けになるものでしたらplay:gameさんの
ゲーム紹介のところにこのゲームのリファレンスがありました。

http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=1039

ここのメニュータグのところでファイルを選んでいただくと
出てきますので一度ご覧ください。
そこでの説明としては一斉にオープンにしてスタートプレイヤーから
適用するとなっています。
遊んだ感覚で言うと僕もこれで十分遊べると思いますので、一斉にオープンにしても
順番にオープンにしても影響は少ないと思います。
(順番に使うタイルを選ぶのではないので)
[ 2011/10/02 22:10 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
やおきんさん、こんばんは。
このゲームは所持されていないのですね。残念。

確かに、ご紹介のリファレンスでは同時にオープンとなっていますね。
やおきんさんのおっしゃるように、プレイ感は大きくは変わらないとは思うのですが、ちょっと確認したかったので。
お手数をおかけしました。またよろしくお願いします。ありがとうございました。

これからの記事も楽しみにしています!
[ 2011/10/03 20:00 ] [ 編集 ]
>かめきちさん

欲しい欲しいと思いながら、うちでは2人プレイが多いので後回しになっています^^;

真剣に遊ぶと、楽しくも結構疲れる(考え込む)ゲームだったので
キャーキャーいいながら遊ぶか、ムムムと考え込んで遊ぶか、遊ばれる相手によって
ちょっと遊び方を変えてみると、初めての方にも楽しみやすいと思います。

ぜひ楽しく遊んでくださいね!
[ 2011/10/04 08:47 ] [ 編集 ]
今日初めてナイアガラを遊び、いろいろとネットでレビューなど読んでいます。上のコメントでのタイル(1-6と雲)公開のタイミングが気になったので改めてルールを読み直してみました。

付属の英語ルールによれば、タイルは一斉に表にするのではなくて番になって初めて表にします。play:gameに投稿されたリファレンスは間違いだということになります。

一斉に表にするとかなりプレイ感覚が変わると思います。まず川がどれだけ流れるかがわかってしまうし、宝石を盗まれるかどうかもわかってしまいます。これは大事なルールだと思いますよ。

同時に選んで一人ずつ公開していくというゲームは余りないので、これはナイアガラの大切な持ち味かなあと思います。
[ 2011/12/11 17:42 ] [ 編集 ]
けがわさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

更新できていなかったのですが、僕も少し前にナイアガラを入手しまして
パドルタイルは手番に公開、が正しいと知りました。
ちなみに、メビウスさんルールはあっていました。

おっしゃるように公開が手番順(正しいルール)と一斉(誤ルール)とでは
宝石を奪われるかどうかの判断などでとても重要な判断要素になってくるため
正しいルールで遊ばないと面白さが全然変わってしまう部分ですよね。

近いうちに記事内容でも触れるようにしておきます。
どうもありがとうございました^^
[ 2011/12/12 11:37 ] [ 編集 ]
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