浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

よくばりキングダム 【カードゲーム】

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 よくばりキングダム ★★★★☆ ゲーム紹介 2010年2月10日

 珍しい2人専用のバッティングゲーム。短時間なのも良いです。

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greedykingdoms_03.jpg

<基本情報>
【 タイトル 】  よくばりキングダム(原題:Greedy Kingdoms)
【  作 者   】  木皿儀 隼一
【プレイ人数】  2人
【プレイ時間】  10~20分
【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】 知人から入手
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★
普通は3人以上の多人数で行うことが多いバッティング(=butting)
(“カードなどが被る”ことにより有利になったり不利になったりすること)
のゲームですが、2人専用でうまくバッティングを機能させているところが
なかなか面白かったです。
勝利条件が「先に王宮2つを建てる」ことなんですが、こういう勝利条件に
ありがちな「先行されると追いつけずつまらない」という部分も短時間の
ゲームなので次こそはと切り替えて繰り返し遊べるのも良いと思います。

一方、一部のカードがちょっと強すぎる気がしました。この辺も繰り返して
遊べるので次の回はまた違った展開に、というように気にしすぎない方が
良いかもしれません。(または拡張セットで多少調整されるかもしれません)
それよりもむしろ個人的にはカードイラストがアニメチックという所の方が
残念な気がしました。丁寧に描きこまれていて悪くはないのでしょうが
トレーディングカードゲームのようなコレクション性があるわけではなく
そっち系の方を取り込むまでには至らないと思いますので、ドイツゲーム
らしく硬派(でいいのかな?)なイラストで良かったと思います。
正直、このイラストだと周りの人に非常に勧めにくいです。。。


【ゲーム内容】
2人で対戦するゲームです。先に王宮2つを建てた方が勝者となりますが
王宮を建てるためには「名誉」が必要となり、名誉を得るためには他の資材を基に
サポートカードを入手したり戦闘を有利に進めたりしなければなりません。

プレイヤーは同じ内容のキャラクターカードを持ちます。
キャラクターは8種類あり、1~8の数字が振られています。キャラクターには
それぞれコストと収入があり、戦闘の勝敗にこれらが影響します。

greedykingdoms_09.jpg

ゲームは両プレイヤー順番に手番を行います。
手番は①手番開始パート、②アクションパート、③戦闘パート、④アクションパート
で構成され、これが全て終われば相手に手番が移ります。

①手番開始パートでは、サポートカードによる資材入手、サポートカードの場札補充、
任意の資材チップ(名誉以外)の入手を行います。
これは純粋な手番である②~④に先んじて、手番の開始パートとして行います。

※ゲームの説明書では①は単純に「手番開始」となっており、ここで②~④としている
 各パートがそれぞれ①~③までのパートとして書かれています。ちょっと説明しにく
 かったので、「手番開始」もひとつのパートとしてここでは説明しています。


②アクションパートではサポートカードによる資材の入手を行った後
サポートカードの入手かキャラクターのバージョンアップが行えます。

サポートカードの入手は場に出ているサポートカードを、そのコストを支払うことで
入手することができます。

greedykingdoms_04.jpg
表示コストを支払いサポートカードを入手。入手したカードは自国(自分の前)に置きます。

キャラクターカードのバージョンアップはコストとして任意の資材を2つ支払い
上級キャラクターカードの山札から表を見ずにカードを引き、その出たキャラクターを
バージョンアップさせることになります(つまり、キャラクターを選べません)。
バージョンアップされたキャラクターは、上級キャラクターカードを手札に入れ
元々持っていた下級のカードを手札から抜き去ります。つまりあくまでも新たな
キャラクターカードの入手ではなく、上級へのバージョンアップなわけです。

greedykingdoms_04-2.jpg
騎士から騎士団長へ。この場合コストが減り、収入が増えるというメリットが。

サポートカードの入手も、キャラクターカードのバージョンアップもしたくなければ
アクションパートをパスすることもできます。

②のアクションパートが終わると③戦闘パートへ。
現在手番を行っているプレイヤーが攻撃を仕掛け、相手が守る、となります。

③戦闘パートでは両プレイヤーがまず手札のキャラクターカードから3枚を選んで
裏向きに机上の戦場(真ん中の空きエリア)に出し、一斉に表向けて行います。

greedykingdoms_05.jpg

ここがバッティングの箇所にあたり、攻撃側と防御側が選んだカードが被れば
そのカードは攻撃失敗(つまり防御成功)、被っていなければ攻撃成功となります。

攻撃の成否に関わらず攻撃側は出したカードのコストを支払わないといけません。
攻撃が失敗した場合はコストを支払うだけで存するだけですが、攻撃成功の場合は
そのキャラクターカードに応じた収入を得ることができます。
ただしこの場合でもコストを支払えない場合(一部不足も含む)は収入を得れません。

例えば下の例(上側が攻撃、下側が防御)の場合、絵描き(画伯)は上級下級の差はあれ
バッティングなのでこれはコストを支払うのみになります。
ですが真ん中と右の2つはバッティングしていませんのでコストをちゃんと払えれば
攻撃成功分の収入を獲得できるわけです。

攻撃成功の処理はどのカードから行ってもいいので、戦闘開始の時点で手元に
コストが無い場合でも、処理の順番により上手くコストを支払えることがあります。
このコストと収入の処理をうまく組み合わせることをコンボといいますがこれを
使いこなせるようになると少ない資材でかなり有利に進められると思います。

※なお、カードの位置(左右とか真ん中とか)は関係ありません。何を選んだかです。
※コストについてはカードごとに見ます。例えば1つのキャラクターカードのコストが
 不足していた場合はそのキャラクターカードの収入が得られないだけで、コストを
 ちゃんと支払えた他のカードは収入を得ることができます。

この戦闘パートのバッティングがこのゲームのポイントなので、相手が今何を欲しいか
それを防ぐためにはどのカードを出せばバッティングさせ防御を成功させられるか
さらにその裏をかいてくるか、それすらも読みきるか…という駆け引きが面白いです!

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③戦闘パートが終われば、④アクションパートに移りますが、これは基本的に
②のアクションパートと同じことを行うことができます。

greedykingdoms_07.jpg
戦闘で得た資材をもとに早速サポートカードを購入。塔は名誉を大幅に増やします。

④のアクションパートが終われば手番が完全に終わり、相手に手番が移ります。
このようにして手番を交互に行い、それに応じて攻撃側、防御側となって資材を
獲得していきます。

獲得した資材をもとに王宮を2つ建てることができればその人が勝者となります。

greedykingdoms_08.jpg
王宮は1つでも名誉が4つと土地が1つ必要です。名誉を得るのは大変です。

なお、以下にキャラクターカードを載せておきます。上が上級、下が通常(下級)です。
上級カードは絵柄も少しですが豪華になっていますね。
当然絵柄だけでなくコストや収入も変わりますので、比較してみるとよく分かると思います。

greedykingdoms_10.jpg
greedykingdoms_09.jpg
画伯ときくと山下清を思い浮かべるのは自分だけじゃないと信じたい・・・
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