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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

トバゴ 【やおきん作成ヴァリアント「政府調査隊」】

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 トバゴ 【やおきん作成ヴァリアント「政府調査隊」】

ヴァリアントというか、単にダミープレイヤーなんですが・・・
2人プレイのとき、ダミープレイヤーを混ぜて遊んでみました。
通常の2人プレイだと、相手に得点させたくないため自分がすでに
手がかりを出しているところばかりに手がかりが集中してしまったので

もう少し手がかりカードのプレイの視野を広げたかったのが狙いです。

tobago_vari_03.jpg
ダミーを入れて遊んだときのゲーム終了の様子。
ダミーなしよりも得点差は僅差になりました。
(←結果はこのとおりですが要検証です)

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【ダミープレイヤー「政府調査隊」・・・平等に手がかりカードをプレイします。

準備:余っている色の車コマと羅針盤マーカーを脇に用意しておく。
    最初の手がかりカードのダミー分は山札から1枚めくりそれを置く。
    (そこにはダミーの羅針盤を置いて下さい)
    通常の2人プレイではプレイヤーが持つ手がかりカードの手札は
    6枚ですが、ダミーを入れる場合は手札は5枚としてください。

ダミープレイヤーは以下のルールに従い操作しました。

①2人目のプレイヤーの行動の次がダミープレイヤー(以下「ダミー」)の手番とする。
②ダミーの手がかりカードは手がかりカードの山札1番上のカードをめくって出す。
③ダミーの手がかりカードは以下のルールに従いプレイされる。
 a)置ける場所がない場合→その回は手がかりカードが置かれず終了。 
 b)置ける場所がある場合→以下のルールに従って置き、ボード上の処理も行う。
   (1)1箇所しかなければそこに置き、ダミーの羅針盤マーカーを置いて終了。
   (2)2箇所以上置けるところがあれば、以下の優先順に従う
     ・最もダミー色の手がかりカードが少ない財宝(0枚の所が最優先)
     ・最も手がかりカードが少ない財宝
     ・最も財宝の場所が特定されていない財宝(ボード上マーカーが多い財宝)
     ・直近にダミーカードを置いた所ではない財宝


  ※上記の順で置く場合も通常の手がかりカードプレイルールが適用されます。
   (矛盾していない、必ず1つはマーカーが取り除かれる・・・など)

  ※上記の順でまだダミーカードを置ける場所が決まらない場合はどうするか
    事前に決めておいた方がいいと思います。
   (例えば「財宝のこの色から」とか「話し合って決める」とか・・・)
   (特にゲーム開始最初の方は上記でも置く場所が絞れないことが多いです)

④ダミーの手番で置いた手がかりカードの上にダミーの車コマを置きます
 (もっとも直近に置かれたカードであることを表示するためです)

ダミーの手番でのカードプレイは以上で終了です。次のプレイヤーに移ります。
次に財宝が取られたときの処理を説明します。

⑥財宝が取られたとき、その財宝へダミーの手がかりカードがプレイされていたら
 通常のプレイヤーと同じようにダミーも財宝を取得します。
 通常のプレイヤーと同じように手がかりカード(羅針盤)の順番に従って
 財宝カードをめくっていきますが、ダミー分は表向けず裏のまま分配山に入れます。


⑦分配は通常の手順で行いますが、ダミーは拒否権がなく、ダミーの順番の
  カードを必ず取得します。取得した財宝カードはダミーの得点として脇に置きます。
  脇に置く際、表・裏どちら向きにするかはプレイヤー同士で話し合ってください。
  ※最終的に、場合によってはダミーが勝利する場合もありえます。


⑧なお、ダミーが財宝の最後の取得者の場合、その財宝の最初の手がかりカードは
  手がかりカードの山札1番上から1枚めくってそれを置きます。


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tobago_vari_01.jpg
tobago_vari_02.jpg


以上がダミーの処理の流れになります。
1回遊んだだけなのですが、以下の良い点、悪い点がありました。

【良い点】
・通常の2人プレイだと、ある財宝について相手との損得勘定で動くことが多いが
 ダミーが入ることで手がかりカードプレイ場所選択肢が増える。
・ダミーの手がかりが置かれるので結構財宝特定が早くなり、アミュレットを
 取りに回る余裕がなくなり取ることが減る(アミュレットの相対的弱体化)
・ダミーのカードプレイ自体はそれほど時間と手間がかからない。

【悪い点】
・ついダミーの手番を飛ばしそうになったり多少複雑になる(特に財宝分配後)
・ダミーの順番が固定なので手番順の損得があるかも
・ダミーを入れることで多少とはいえゲーム時間が長くなる
・もともと2人でも遊べるゲームなのでダミー入れる必要性が低いことは低い
 ↑これが一番大きいかも(笑)


とまあ、うちではこういう感じで遊んでます。参考程度にどうぞ。
それにしても単にダミーのカードをプレイさせ、財宝もとらせますよ
ということを文章にするとこうも長くなるもんですかね・・・

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[2010/05/19 21:13] しなちくのあれこれ
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