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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ドラゴンクエスト ダンジョン 【ボードゲーム】

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 ドラゴンクエスト ダンジョン ★★★★☆ ゲーム紹介 2010年7月12日

 造ったダンジョンを、相手が探検。ダンジョン造りって楽しい(笑)

dragonquestdungein_01.jpg
dragonquestdungein_02.jpg


<基本情報>
【 タイトル 】  ドラゴンクエスト ダンジョン(原題:)
【  作 者   】  不明
【プレイ人数】  2人
【プレイ時間】  30分
【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】 中古品を入手
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★
説明不要の国民的TVゲーム「ドラゴンクエスト」をテーマにした
ダンジョン創造・探索ゲームです。
ゲーム本来の探検部分も楽しいですが、なんといってもダンジョンを
造っているときの楽しさがたまりません!
どうやって相手を迷わせようか、読まれにくいダンジョンにしようかと
壁を置き、宝箱を隠し、モンスターを忍ばせる。楽し~~~!!

探検部分でも、進めると自信を持って進んだのに壁に当たり
「壁です~!笑」「うそ!行けると思ったのに!」
というようなやり取りをしたりするのも、楽しいですし
なによりダンジョンを進んでいるようなワクワクする雰囲気もあります。

ダンジョンを構成する壁やモンスターの駒などもしっかり作られており
雰囲気も原作ゲームがよく再現されています。
(自分の持っているのはモンスター未着色版です)
絶版なのが悔やまれる良ゲームだと思いました。


【ゲーム内容】
ドラゴンクエストでもおなじみの「ダンジョン(迷宮)」を造り
お互いのダンジョンを冒険しあう2人専用のゲームです。

お互いのダンジョンが見えないように真ん中に衝立(ついたて)をし
あたかも真っ暗なダンジョンを探索しているかのごとく、手探りで
ダンジョンを進んでいき、先にボスモンスターに到着(又は退治)
することができればその人が勝者になります。


まず、お互いのプレイヤーはそれぞれ自分のダンジョンを作ります。
遊ぶレベルによって壁、宝箱、モンスターなど配置するものが変わります。

最も簡単なレベルは壁のみを配置してとにかく先にボスまでたどり着けば勝利。
真ん中のレベルは宝箱を配置し、その中の武器・防具を取ってからボスを
退治しなければいけません。
最も難しいレベルは、宝箱に加えてザコモンスターも配置されます。
ザコモンスターとも戦闘することになりますので難易度が上がります。
また、落とし穴を配置して地下2階を使うこともあります。

ダンジョンの作り方は、ダンジョンのボードに壁やモンスター駒などを
マスに直接配置するという簡単なもの。基本の配置ルールは、スタートから
ボスまで必ず道が繋がっていないといけない、というぐらいです。

ダンジョン完成後の探検部分は、「壁に当たる」と移動手番が終了しますので
いかに壁にぶつかり易い複雑なダンジョンを造るかがポイントになります。

dragonquestdungein_03.jpg
1マスに1つずつ壁や駒を配置することになります。

先述のように、スタートとボス(ゴール)は必ず繋がらなければなりません。
上の写真の例でいうと、下記のようなルートになります。

dragonquestdungein_04.jpg
途中のルートが複雑であれ、繋がっている必要があります。


ゲームの難易度にあわせ、決まった数の壁やモンスターを配置したら探検開始。
最初にスタート位置とボスの位置を、ボードに書かれた座標で教えあいます。
つまりダンジョンについての情報はスタートとゴールしかないわけです。

dragonquestdungein_05.jpg
こんなダンジョンが完成しました!(右の小さいのは地下2階です)


※衝立の向こうには、相手プレイヤーのダンジョン(自分が探検するもの)が
 あることになります。


探検部分では、見えない相手のダンジョンを進んでいくのですが、進み方は
ボードに記載の座標を言うことでそこへ進んだ、ということになります。

進んだ座標の部分に壁や他の駒などがあるか、ダンジョンを造ったプレイヤーは
相手に「そこは壁です!」とか「進めます~」とか伝えてあげます。
壁などが無ければ続けて進めますが、壁に当ればそこで移動終了。
相手プレイヤーが探検をする番になります。
モンスターや宝箱に当ればそれぞれ決まった処理をします。

なお、壁があった箇所などは付属の「冒険の地図」に書き込みます。
これを繰り返していくことで、徐々にダンジョンの全貌が明らかになります。

dragonquestdungein_06.jpg
書き込みながら、ダンジョンの形を予想しつつ進む場所を決めます。


最も簡単なレベルでは、ボスしか居ないダンジョンを進んでボスまで到達すれば
ゲームが終了になるのですが、真ん中のレベルと難しいレベルでは、宝箱から
伝説の武器と防具を見つけて、ボスを倒さなくてはいけません。

dragonquestdungein_07.jpg
ボスモンスターはゴールでもあり、最後の難関でもあるわけですな。


宝箱のあるマスに探検プレイヤーが入ったら、そこに宝箱があることを
伝えてあげます。宝箱は伝説の武器・防具のもの(当り)もあれば
ミミック(=宝箱モンスター=ハズレ)もあります。
開けるか開けないかは自由です。開ける、とした場合に武器・防具なら
それを獲得し、ミミックなら戦闘になります。

dragonquestdungein_08.jpg
伝説の武器・防具ならいいんですが、ミミックだとすごいガッカリ。。。


戦闘ですが、基本的にはサイコロを振って出た数字と、基本攻撃力、
武器や防具などの数値を足した「プレイヤーの数値」と、戦闘相手である
「モンスターの決まった数値」を比べて、大小で判断します。

戦闘に負ければ基本的には1回休みとなります。

dragonquestdungein_09.jpg
ザコモンスターでも、なめているとやられちゃいます。なんせサイコロ運なので


なお、ボスモンスターについては、設定数値の関係から伝説の武器・防具の
数値を足さないと倒せないことになっています。
だから武器・防具を持っていないとダメということなのです。

dragonquestdungein_10.jpg
伝説の武器・防具。天空シリーズのやつですな。ロトの方が好き・・・


モンスターを倒した場合はカードをもらえます。
カードの効果は役立つものからガラクタまであります。

dragonquestdungein_11.jpg
いろいろな種類がある中で・・・

dragonquestdungein_12.jpg
これを引いてしまったときの残念っぷりたらないです・・・


宝箱やモンスター以外に、落とし穴という場所もあります。
この場所に入ると、地下2階に落ちることになります。
地下2階にも宝箱を設置したりできますので、ここをどう使うかが
ポイントになったりもします。
(通常のダンジョンが地下1階部分ということですね)


先の見えないダンジョンを手探りで進んでいき、宝箱やモンスターに遭遇し
最後はボスをやっつける、という、まさしくドラクエ!という雰囲気の
とても楽しいゲームでした。

dragonquestdungein_13.jpg
このゲームは小学生の時に友達の家で1~2回遊んだ事があるんですが面白かったですネ~

まぁ当時の小学生に買える値段でもなかったので自分では買えませんでしたが、最近はヤフオクでチラホラ見かけるので(大抵は定価の倍くらいの値段に跳ね上がってますが・・・^^;)、いつか落札してまた遊んでみたいものです♪


ちなみに最近は『LAST NIGHT on EARTH』というゾンビゲームにハマっています。
なかなか高価なゲームですが、自分の周りのアナログゲーム初心者にも受けがいいので、機会があったら是非プレイしてみて下さいw
レポートを楽しみにしてますので^^

[ 2010/07/13 02:31 ] [ 編集 ]
子供の時にこれを遊んだらホントに楽しかったでしょうね!
そういう経験をされているのが羨ましいです。

少し前に再販されたそうですが、今はまた値上がりしているようで。。。
自分も相場ではなかなか手が出なかったのですが
たまたま中古品を掘り出し物で入手できたのでラッキーでした。

LAST NIGHT on EARTHというゲームも面白そうですね!
おっしゃるようになかなか高価なゲームなのがネックですね。
いつか遊びんでみたいです!
[ 2010/07/13 13:13 ] [ 編集 ]
おひさしぶりです。

俺はこれの復刻版を持ってます。

ながらくやってないのですが記事を拝見して
またプレイしたくなりましたよ。
[ 2010/07/18 21:13 ] [ 編集 ]
ぐりさん、こんばんわ!コメントありがとうございます。

復刻版をお持ちとのことで、確かドラクエ1のものになっているんでしたっけ?
しかも着色されているんでしたよね。
雰囲気が大切なゲームだと思うのでうらやましいです^^

2人で遊べる楽しいゲームですので、うちでもまた遊びたいと思います^^
[ 2010/07/19 23:51 ] [ 編集 ]
はじめまして

最近ふと、このゲームの事を思い出して調べてたら辿りつきまして、記事のおかげでどんなゲームかを思い出しました
いやー、こんな感じのゲームでしたね、そういえば(笑)

子供ながらに良く出来ていると思い、やりこみまくった記憶があります

オークションとか見たらものすごい値段になってますね・・・さすがにそこまでお金は出せませんが(笑)

同じぐらいの時期に出てたドラクエのカードゲームも2種類ぐらいありましたが、そちらもかなり良く出来てましたよ

全部とっておけば良かった・・・って今更後悔しても遅いですが(笑)
[ 2010/10/06 11:39 ] [ 編集 ]
はじめまして、ベスト・ヌーディストさん。こめんとありがとうございます!

このゲーム、大人になってからはじめて遊んでもものすごく面白かったので
子供の頃にこの面白さを知ってしまったらハマリまくっただろうなと思います。

復刻版なんかも出ているのにヤフオクでかなりの高値になっており
ちょっと手が出しにくいですよね。。。

ドラクエのカードゲームもいくつかあるようですが、そちらはヤフオクでも
あまり見かけないのでもっと入手しにくいかもしれませんね。
[ 2010/10/07 08:05 ] [ 編集 ]
当時これすごいやりたかった
ネットゲームで再現してほしいな
どこが著作権もってるかしらんけど
[ 2011/10/08 01:08 ] [ 編集 ]
名無しさんこんにちは、コメントありがとうございます。

これ実際ネットゲームに向いてそうですよね。対コンピューターで1人でもできそうですし。
ゲーム内容的にはその気になればチャットを使ってどうにかなりそうですので
離れたところで紙と鉛筆、チャット環境があればできると思います。

ほんと、どっかがちゃんと出してくれれば面白そうなんですけどね^^
[ 2011/10/11 14:04 ] [ 編集 ]
ふと何故かこのゲームを思い出し、検索してみたらここへ…

綺麗な写真と細やかな説明から当時が鮮明に蘇り、涙がでそうです。

ありがとうございます。
[ 2012/02/17 03:52 ] [ 編集 ]
おささん、こんばんは。コメントありがとうございます!

このゲーム、リアルタイムの頃は遊んだことが無くて大人になってから
遊びましたが、面白くて一時夢中になって遊んでいました(笑)
推理ゲームですが、テーマと内容がマッチしていてとても楽しかったです。

拙いブログでお恥ずかしいですが、ご覧頂いて何か思いを感じて頂けたのでしたら
うれしい限りです。
大人が遊んで楽しいゲームを紹介しているブログですので
良かったらたまに覗いてやってくださいね^^
[ 2012/02/17 23:04 ] [ 編集 ]
懐かしいですねー。実家にまだこのゲームありますよ!
追加のモンスターセットも顕在です。
フロアがモンスターだらけになります!
はぐれメタルがさいころの1だけでしか倒せなかった記憶がありますw
[ 2012/06/17 02:16 ] [ 編集 ]
ぽんさんこんにちは。コメントありがとうございます。
追加のモンスターセットなんてあったんですか!レアっぽいですね~。
フロアがモンスターだらけ・・・大変そうです。
しかもはぐれメタルの鬼っぷりがすごいw
追加セットもやってみたいですねぇ。
もし遊ばれる機会ありましたらぜひご感想を教えてください~。
[ 2012/06/17 23:55 ] [ 編集 ]
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