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劇団四季 「55Steps」 大阪公演 2009年8月30日
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劇団四季の「55Steps」(フィフティーファイブ・ステップス)大阪公演に行ってきました。
2008年の劇団創立55周年記念演目で、通常のミュージカルや舞台のように
1つのストーリーになっているのではなく、劇団四季の歴史と関係が深い楽曲を
ダイジェスト的に歌とダンスで見られる、というものです。
「まるでミュージカルの宝石箱だ」というフレーズに相応しい、素晴らしいものでした。
大阪公演終了まであと1週間ということもあり、この日の座席もほぼ満席。
内容的にも根っからの劇団四季ファン・ミュージカルファンの方ばかりなのでしょう
始まる前から期待と興奮が伝わってくるいい雰囲気でした。


正直、観たことのないミュージカル作品が多かったですが、全然関係ありません。
むしろ、これで各作品の代表的な楽曲を聴き、それからミュージカルの単体作品に
興味を持って、「この作品も観てみたい!」と思えるところが新鮮かもしれません。
普段ミュージカルを観るときは舞台全体を自然に観られる、1階の真ん中あたりが
多いのですが、今回は結構前の方の座席でした。
かえってそれが大正解。普段は舞台にあった衣装を着て演じておられる
役者・ダンサーの方々ですが、この55Stepsではタンクトップやノースリーブなど
割と肌の露出が多い衣装を身につけておられたので、単にダンスの動きだけでなく
日々の鍛錬で鍛えられた肉体美にも感動することができました。
やっぱりダンサーさんはすごいですね!
楽曲の中で、最も気に入ったものは「ドレミの歌」でした!
「サウンド・オブ・ミュージック」の超有名な楽曲ですが、最前列のお客さんも
舞台に上がって一緒に演奏し、会場全体が手拍子と合唱して最高の盛り上がり!
思い出しただけで鳥肌が立つぐらい、素晴らしいものでした。
サウンド・オブ・ミュージックはジュリー・アンドリュースの映画作品でも大好きで
特に「ドレミの歌」のところは個人的に映画史上ベスト3に入るほど好きなシーンなので
期待はしていましたが、それを上回る感動的な内容だったので大満足です。
夢のような時間はあっという間に終わりましたが、もちろん最後はほとんどの方が
スタンディングオベーションで最高の賛辞を送っていました。
大阪公演終了まであと1週間ほどですが、もし行こうかどうか迷われている方は
ぜひ行ってみてください!一生の思い出になりますよ!