浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

スモールワールド

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 スモールワールド ゲーム紹介 2009年9月7日

smallworld_01.jpg

<基本情報>
【タイトル】  スモールワールド(原題:Small Wordl)
【 作者 】  フィリップ・キーヤーツ
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★
種族乗り換えのタイミングを見極めるところが考え所として面白かったです。
最初に選んだ種族が悪ければさっさと乗り換える、という風に割とテンポ良く
遊べるのも良いですね。
エルフやトロール、ウィザードなど、ファンタジー世界の設定がゲームに合っています。

種族の多さ、特殊能力の多さも魅力ですが、扱う種族+特殊能力選択のシステムは
オープンになった順に安いということでちょっと運が強いかなと思いましたが、
種族を見切っては乗り換え、見切っては乗り換えと、結構なペースで変わるので
それほど影響は感じませんでした。ただ、個人的には強弱でコストが決まる方法を
採っていてもよかったかな~と思います。

2人プレイでしたが、専用ボードがあるのでキツキツ感がちょうど良く、どの人数でも
ある程度このゲームの良さは損なわれないだろうと思います。作り手の気配りですね。

やや厚めのマニュアルですが、後半は種族と特殊能力の解説ばかりなのでルールは
割とシンプルです。ただ、一気に読んで理解するよりも、一度遊びながら確認する方が
すんなり入ってくるかな~と思いました。

なんといってもこの点では「陣取り苦手!」「説明きいてもよくわからん!」と言っていた
嫁さんのまっきゃんが最後には「おもろいな、コレ!」と言ってたほどです。
とにかくトークン・タイル類の多さに毛嫌いせず、一度遊んでみてほしいです。

実力差が出やすい陣取りというジャンルで、短い単位での閉塞感と、それを打ち破る
種族の乗り換えという要素でうまくゲームバランスをとった良作だと思います。


【プレイ人数】 2~5人
【プレイ時間】 40~80分
【ゲーム内容】
ボード上にあるいくつかの領土を奪い合う陣取りで、テンポ良い攻防が面白いです。
毎回違う特殊能力と種族の組み合わせを各プレイヤーが順番に選択しますが
この担当種族は割りと早い周期で衰退と新たな種族への乗換えを繰り返すため
乗り換えのタイミングを見極めなければなりません。

手番は各プレイヤーの1ターンごとに

①領土の征服(攻撃) → ②種族トークンの再配備(防御) ③勝利点獲得 です。

ただし、今扱っている(アクティブな)種族が行き詰まった場合は上記の①~③を
行わず、1ターンまるまる使って種族の衰退と次種族への乗換えをします。

行き詰まりは割と早いペースで起きます。特殊能力+種族で扱えるトークン数が
決まりますが、大体8~11ぐらいのトークン数になることが多くなります。
1つの領土の制圧には毎回最低でも2つ、防御や地域の影響で4つとか5つとか
結構な数が必要になっています。

領土で勝利点を得るためには領土を確保していなければいけませんが
確保には最低1つのトークンが配置されていないといけませんので
例えばトークン数が10の場合、領土を4つ持っていれば征服に使えるのは6つ。

空白の領土が3つあったとして、各領土の征服に最低2つ必要なので、3領土全部
征服できたとしても、それを維持するためにはそれぞれの領土に最低1つ(合計3つ)
が置きっぱなしになるので、次に割り当てられるトークンは残りの3つになります。
この状態だと、ほとんど領土の拡大の見込みは無くなることになります。
これが手詰まりの状態で、2~3ターンに一回はこういう状態になります。

まぁ援護ダイスというのもあるので、厳密には上のとおりということにはなりませんが
大体の雰囲気は上のような内容になります。

この衰退と乗り換えのタイミングを上手く見極めて、他のプレイヤーに先んじた
手を打つことが、このゲームの面白さです。

ゲームは2~5人、どの人数で遊んでもバランスが崩れないように裏表あわせて
4種類のボードがあります。

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2人プレイ用のゲームボード

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5人プレイ用のゲームボード

特殊能力と種族の組み合わせは毎回ランダムで変わり、オープンになった順に
価格が安く、後の方ほど高くなります。

smallworld_04.jpg
左の特殊能力と、右の種族を組み合わせます。中央は組み合わせた様子。

かなりの数の種族トークン、勝利点コインなどを使用しますので、結構ごちゃごちゃっと
した印象を受けるかもしれませんが、意外と使う数は限られているのでそれほど
場所をとることもありませんでした。2人用でボードが小さいのもあると思いますが。。。

smallworld_05.jpg
コンポーネントはトークン・タイルを中心にかなり多めですが、機能的に収納できます。

特殊能力と種族の特性は全てを把握する必要はありません。毎回確認したとしても
それほど煩雑にはならないと思います。

smallworld_06.jpg
日本語マニュアルとサマリーシート。日本語初版には少しエラーがあり、シールで訂正。

2人プレイで初めて遊んだときですが、コンパクトで本当に「スモールワールド」
という感じのゲームボードでした。
特殊能力などで指定がない限り、普通の手番で使うのは種族トークンのみで、他には
各ターンの最後に勝利点コインを獲得するぐらいです。

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2人プレイ開始時の様子

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手番では種族トークンを配置することで領土を征服していきます。

上記の説明のように、種族の衰退・乗り換えのタイミングが非常に重要。
特に特殊能力によって作戦が変わるので、何度か遊んで感覚をつかみたいですね。

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ゲーム中盤。衰退している種族は裏面(灰色)になっています。
衰退している種族は勝利点コインを得ることはできますが、これ以上拡大できません。


smallworld_14.jpg
ゲーム終了時のゲームボード。最後の最後、お互いが種族を乗り換えたので
最後は種族トークン入り乱れた状態になりました。

初回ゲームは やおきん 96点  まっきゃん 116点 と大差でまっきゃん勝利

序盤に特殊能力「富裕な」で7コイン、中盤で「錬金術の」で毎回2コインと確実に
勝ち点を積み重ねていったのが勝因でしょうね。


【受賞歴など】 2009年ドイツゲーム賞5位
【入手方法・プレイ状況】 ホビージャパンの日本語版を購入

2009年9月22日更新
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