浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

フィンカ

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 フィンカ ゲーム紹介 2009年6月18日 (ゲーム内容詳細を追加)

<基本情報>
【タイトル】 フィンカ(原題:FINCA)
【 作者 】 ラルフ ツア・リンデ、ヴォルフガング・ゼントカー
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★
12枚のタイルからなる風車上で繰り広げられる駆け引きが面白いです。
独特の移動および収穫システムなので、自分の思い通りにならないことも多く
ボード上の農園各エリアの状況と、他プレイヤーの手元コマ類などの状況を見つつ
長考にならないように瞬間的に動く方が、テンポもよく楽しいと思います。

比較的手元に広げる果物コマやタイル類が多くなってくるので、ゲームボードが
コンパクトにまとまっている点も好印象。大量の果物コマもカワイイので良いですね。

得点方法もメインの果物配達、ボーナスタイル、農園タイルの獲得など、複数あり
ガチンコで遊ぶスタイルにもある程度対応できると思います。

ルールは簡単ですが、考え込めばとことん長考できるゲームシステムなので
遊ぶ相手によりプレイスタイルを変える必要があるかもしれませんね。
あまり勝ち負けをガチガチに競うのでなければ、やることは分かり易いゲームで
初心者の方でも楽しめると思います。


finca_01.jpg
finca_04_02.jpg

finca_02.jpg


【プレイ人数】 2人~4人
【プレイ時間】 40分~60分程度
【受賞歴など】 2009年 ドイツゲーム大賞ノミネート
【ゲーム内容】
ボード等の準備(タイルを配置したり)が完了したら、各プレイヤーは風車タイルの上に
順番に自分の色の農夫コマを置いていきます。
人数によりこのコマは使う個数が変わります。

finca_04.jpg

初期配置のときにも果物コマをもらえますので、ボード上に出ている果物タイルを見て
配置するとタイルを獲得しやすくなりますね。
配置が終われば順番にプレイしていくことになります。

 ゲームスタート!

手番では以下の(1)~(3)のうちひとつを選択して行います。

(1)農夫コマを移動させて収穫する(果物コマを得る)

(2)ロバの荷馬車タイルを使い、配達して果物タイルを得る

(3)アクションタイルを使う


以下、各アクションを画像で説明しています。

(1)農夫コマを移動させて収穫する

このゲームの悩みどころの大半はこの「移動」にあるといってもいいと思います。
自分の色の農夫コマひとつを時計回りに動かすのですが、
「何マス進むか」と「どの果物をいくつ得られるか」はそれぞれ出発地点と到着地点の
風車コマに自コマ、他者のコマも全部あわせていくつのコマがあるかで判断されます。

以下画像の例で説明しますと・・・
finca_06.jpg

青プレイヤーは2個のコマがあるところから1つのコマを動かしますので2マス進みます。
進んだ先はオレンジの風車タイルで、すでに3つのコマがあり、移動後合計4つになるので
オレンジを4つ獲得する、ということになります。

1つしかないところは合計1つということになりますので、1マス動かすことになりますし
到着先が結局その移動させたコマ1つの場合は1つの果物コマを得ることになります。

また、移動させた際にロバの荷馬車が書いてある境界線を超えれば
ロバの荷馬車タイルを獲得します。(境界線は風車上に2箇所、向かいあってあります)
このロバの荷馬車は次で説明するアクション「配達」で使用します。

********************************************************

(2)配達

アクションとして配達を選ぶには「ロバの荷馬車」を出します。
ロバの荷馬車を使い、ボード上に置かれた果物タイルに対応する種類、数量の
果物コマを自分のストックから出すことで、配達できます。

配達には以下のルールがあります。
・数箇所に配達することもできる
・合計数が6まで(アクションタイルを使用した場合例外あり→アクションで説明)

finca_07.jpg

配達するとそこにある果物タイルを獲得します。この数字がそのまま得点になります。
また、この果物タイルは、10ある農園のどこかで最後の果物タイルが取り除かれたとき
農園タイルの獲得判定の際にも使用されます。(後で説明)

***********************************************************

(3)アクションタイルを使う

他のアクションの選ばずに、4種類あるアクションタイルを使うこともできます。

・好きな風車コマの位置に農夫コマひとつを移動できる(ロバの荷馬車は獲得できません)
・続けて2回移動を行う(同じコマでも、違うコマでも、どちらでも可能)
・普通は合計数6までのところ、10まで配達できるようになる
・配達の際に、本来必要な数からマイナス1で配達できる(ロバの荷馬車は別途不要)

画像はアクションタイルの「本来必要な数からマイナス1で配達できる」です。
finca_08.jpg

この場合は合計数6の果物コマを出し、果物タイルの合計数が7になる場合でも獲得可能。
ただし、果物コマをひとつも出さずに、1の果物タイルを無料で得ることはできません。

アクションは以上の3つです。

*********************************************************

上記のアクション以外でも得点を得ることができます。

まず、ボーナスタイルは、1~6までの果物タイルを1セットそろえたときに獲得できます。
最初にそろえた人が7点、次が6点、5点、4点と続きます。(それより後はありません)
同じ人でも1セット揃えるごとに獲得することが出来ます。

finca_09.jpg


農園タイルは、10ある農園のどこかで、配達により最後の果物タイルが取り除かれたときに
その果物タイルのなくなった農園ごとに獲得判定をし、獲得されます。

finca_10.jpg


原則は、その農園タイルに指定されている種類の果物につき、果物タイルの合計数が
一番多い人が獲得します。複数ある場合はそれらの合計、「?」の場合は?の合計です。
ただし、最多の人が同数の場合は誰にも獲得されず、箱にでも戻しちゃってください。

ゲーム終了のタイミングは、プレイヤー人数によって変わりますが、いくつかの農園で
農園タイルが取り除かれ、準備された農園コマが全て置かれたときです。

ゲームの勝敗は、点数の合計が最も大きかった人で、獲得した各タイル等の数字を合計し
使わなかったアクションタイル1枚につき2点を足したものが総合計になります。
(使われなかったストックの果物コマは得点になりません)


最後に補足説明を少し・・・

このゲームでは果物コマとロバの荷馬車タイルについて、獲得すべきときに
場のストックに不足している場合、全員が自分の持っている対応するコマを場にもどし
そこから獲得することになりますので、貯めすぎに注意ですね!

2人プレイではあまり感じなかったのですが、3人以上になると果物コマやロバの荷馬車の
バースト(貯めていたものを一気に失う)がすごくポイントになるそうです。
教えていただくまで気づきませんでしたので、3人以上でやって感じてみたいですね。

【受賞歴など】
2009年ドイツゲーム大賞ノミネート、2009年ドイツゲーム賞4位
【入手方法・プレイ状況】
大阪府八尾市のボードゲームショップ パティークローバーさんでプレイ・購入

2009年9月22日更新
いやあ、わかりやすく書いてくれてますなあ^^

やおきんさん、このゲームってバーストがカギなんだけど2人プレイだとバーストが起こらないんですよ。
果物コマを抜いてプレイすることをおススメします。2人プレイの時は最低4つ抜いてください。
より白熱したゲームを楽しめます。

そうそう、ラミーはねえ
時間がないときは1ゲーム限りでもできるし、時間があれば正式ルールにのっとって得点積み重ねでやれる。
最初にディールの数を決めてもいいし、その時の状況次第で如何様にもプレイできますよ。
[ 2009/06/15 12:18 ] [ 編集 ]
こんにちは。

そうですよね、果物コマおよびロバ荷車タイル、両方ともバースト
(貯めていたコマ等を一気に失うこと)しますね。
確かに2人プレイだと一度も起こりませんでした。

ただ2人でも一部の果物コマについては結構際どい数までいったので
4人ゲームとかだともっとシビアでしょうね。

そうか!でもこういうゲームでバーストするっていうのは単に不足分を
補うためではなく、バーストしないようにどうプレイするかを考える
しっかりとした要素なんだと初めて気づきました。
まだまだですねぇ。。。

でもそう考えると、3人以上のプレイは大きくゲームが変わりますね!
それはそれでかなり面白そうですし、2人プレイでも抜いてやってみたいと思います!
ありがとうございました!
[ 2009/06/15 14:14 ] [ 編集 ]
いつも更新楽しみにしています。
「フィンカ」かなり気になってます!買いたい衝動を抑えられません(笑)
例えば「カタン」みたいに、ダイスや交渉の要素入れたらどうなりますかね?

□農夫コマに任意に1・2・3・・・と番号をふる⇒ダイスをふって、出た目の駒を動かして収穫する。
□自分のターンで、他プレーヤーと交渉⇒欲しい作物の交換を行なう。

バランス崩れるかな。。
自分(ボドゲ歴2年)のまわりはボドゲ初心者が多いんですが、「カタン」「チケライ」「カルカソンヌ」みたいに初心者にもお薦めできそうですか?
[ 2009/10/05 13:42 ] [ 編集 ]
はじめまして、フェビアンさん。やおきんです。
書き込みありがとございます。

カタンのような要素、というのは思いつきませんでした。
風車の上の移動は、特に終盤は結構アブストラクトな感じで読み合いになるので
運の要素を入れてみるというのも解決方法の一つかもしれませんね。
心配なのは交渉までが入ってくると少し時間がかかりすぎてしまうかな~というところです。
でもドイツゲームは自分で楽しみを見つける、というところもあるでしょうから
基本ルールをベースに、お好みにアレンジするのもヴァリアントとして楽しそうですね!

ボドゲ歴は僕の方が今の時点でもまだ1年ないですから断然初心者よりです。
その僕でも遊べましたので初心者の方でも楽しめると思いますよ。
ルールとしてもカタンとチケットトゥライドの間ぐらいの難易度だと思いますので
それほど難しく感じないと思います。
ただ、チケットトゥライドやカルカソンヌよりは勝ち筋というか、ちょっと勝負どころが
分かりにくいかも知れません。
その辺は回数をこなせば解決できるかもしれませんね。
[ 2009/10/05 21:57 ] [ 編集 ]
フェビアンさん、Area51です。

このフィンカですが、私は今年のドイツゲーム大賞に推していた素晴らしいゲームです。
間違いなく楽しいと思いますよ。
ウチの子供連中も大好きでよくやってるのでルールはそんなに難しくないと思います。
やおきんさんのおっしゃるようにカタンとT2Rの間くらいかなあ。確かに運の要素の少ないゲームです。

フェビアンさんのおっしゃられてるダイス&交渉の要素ですが、時間がかかるのでこのゲームには合わないんじゃないかなあって思います。
それよりもこのゲームに運の要素を入れるなら収穫した農産物をついたてで隠し、秘匿情報としてプレイする方が良さそうですが、やおきんさんいかがでしょうか?

ルールが多くなれば面白いっちゅうもんではないんよねえ。

くにちぃはやはりすごいと言わざるをえない。
ムダをそぎ落としたルールであんだけオモロいもんをつくる。

けがわどんがくにちぃを好きな理由がよう判る。
[ 2009/10/08 19:18 ] [ 編集 ]
Area51さん、こんにちは。

フィンカの収穫物秘匿ですが、バーストの要素がキモだとするとストックをどうするか
と考えたりしたんですが、単純にある特定の拾得物を独占してるプレイヤーにとっては
狙い撃ちされる可能性がある程度減って遊び易いかも知れませんね。

2人プレイだとストック-自分の所有=相手の所有になるので意味合いが薄いかも
しれませんが、3人以上だといい感じに盛り上がれるかな、と思います。
また僕も機会があれば試してみますね!

ルールが単純にできていて面白い、というゲームは素晴らしいですよね。
クニツィアのゲームは多くのゲームに「ここ!」というポイントがあるので
初心者でも分かり易くて楽しめるゲームは多いと思います。
実際自分もまだ初心者ですが、クニツィアのゲームは結構楽しんでいますので!
[ 2009/10/09 07:32 ] [ 編集 ]
こんにちは。
ぐりです。
遊びに来てみました。

フィンカの記事
大変わかりやすくのせてありますね。
個人的には好きなゲームのひとつなのです
[ 2010/03/17 07:11 ] [ 編集 ]
ぐりさん、こんにちは!ご訪問&コメントありがとうございます!

フィンカはコマや収穫物のコマなどもなかなか良くできていてボードもカラフルで
見ているだけでも楽しげなゲームでいいですよね。

初心者の方が初めて遊ぶには少しルールが多いかな、という気がしますが
シンプルなゲームに慣れて少し変化のあるゲームはないかな~と思った頃に
遊んだゲームだったので、なかなか楽しかったのを覚えています。
[ 2010/03/17 08:13 ] [ 編集 ]
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