盗まれたロンドン やおきん作成ヴァリアント「刑事見習い」盗まれたロンドンを2人で遊ぶときに少し変化をもたせるためのヴァリアントです。
基本的には3人目をダミープレーヤーとして使用します。
このルールではダミープレーヤーの以下のようにアクションに独自パターンを導入します。
********************** ルール 概要 *********************
2人でプレイする場合に、3人目のプレーヤーとしてダミープレーヤーを混ぜます。
ダミープレーヤーの準備は特にありません。
通常のプレーヤーは目撃者カードを4枚ずつ受け取りますが、ダミープレーヤーには
配らずに、スペースを開けておきます。
なお、ダミープレーヤーは目撃者カード(手札)追加した際には、表向きにして
ダミープレーヤーの場所においておきます。
つまりダミープレーヤーは手札も含めて全て公開されている状態になります。
ダミープレーヤーの手番は以下のとおりアクションします。
アクションは近くに居るプレーヤーが代わりに行ってあげてください。
(1)手がかりカードの取り除きは行わない
(2)手がかりカードの獲得タイミングは、手札(公開)で取れるものがある場合
ダミープレーヤーのアクション時に即座に獲得のアクションを行うこととする。
(3)手札の補充は必ず山札から行い、すべて公開とする。なお、(2)の手がかりカード獲得は、手札の構成上、取得できるカードが
数種類ある場合は、以下の優先順で取ることにします。
【最優先】最も多く残っている色の方
【優先2】最も数字の低いほう
【優先3】事件カードの数字が小さい方
※上記を適用しても複数の選択肢がある場合はまだ考えていません。
上記のアクション以外のルールは以下のとおりとします。
・ダミープレーヤーは「目撃者カード同種2枚のワイルドカード」は出来ない
・ダミープレーヤーも事件カードを獲得する
・ダミープレーヤーも終了後の得点計算をする(勝利する場合もある)以上です。
***********************************************************
オリジナル・ヴァリアント 「刑事見習い」 詳細説明
【なりたち】
2人でこのゲームを行った場合、相手との絡みが少なくてあっさりしすぎていました。
そこで、無理やり絡みを持たせるためにダミープレーヤーを作りました。
ダミープレーヤーの札は全て公開なので、各プレーヤーは自分の欲しいカードを
ダミープレーヤーに取られてしまわないように多少ですが考える要素が増えます。
ダミープレーヤーはタイトルどおり「刑事見習い」ですので、カードを取り除きません。
ただ、場に取れるカードがあればダミープレーヤーの手番で即座に獲得します。
つまり、人間のプレーヤーのように事件カードの獲得や迷宮入りの可能性なども
考えずに、ひたすらそろったら取る、ということになります。
ただしこの際にも「目撃者カード同種2枚でワイルドカード」を使うこともは出来ません。
【詳細説明】
とにかく最初は手札が一枚もない状態でスタートさせてください。
ですので最初からしばらくは手札の補充ばかりのアクションになります。

補充したカードは全て表向きにダミープレーヤーのスペースに置きます。
かなり増えてくるので種類ごとに重ねて置くと便利です。

ダミープレーヤーの手番のときに場から取れる手がかりカードがある場合は
とにかくそのカードを獲得させます。
ダミープレーヤーには「取り除く」アクションをさせませんので、手札の使用は
手がかりカードの獲得のためのみになります。
(また、ダミープレーヤーは「2枚でワイルドカード」も行いません)