ブクブク ゲーム紹介 2009年4月12日
→ ヴァリアント 「どっちの味方?」 (やおきん作成)<基本情報>
【タイトル】 ブクブク(原題:LAND UNTER)
【 作者 】 Stefan Dorra【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
とても簡単なルールですが、「2番目が一番悪いカードを取らないといけない」という
ルールと、「失点するのはその時の場で一番悪いカードを持っている人」というルールの
おかげで、悪いカードとはいえ取ったほうがいいのか、それとも何もとらない方がいいのか
という、結構考えないといけないのが面白かったです。
うちの場合は2人プレイが多いので、ダミープレーヤーを1人分作り、毎手番の最初に
ダミープレーヤーのカードをオープンにし、それを見て2人それぞれが出すカードを考える
というハウスルールで2人で遊びましたが、それでも面白かったです。
ちゃんとした人数で遊べば、もう1点ぐらいプラスになりそうな感じです。
【プレイ人数】2~5人【プレイ時間】20分程度【ゲーム内容】最初に数字の書いてある天気カードを12枚ずつ受け取ります。
次に天気カードに書いてある浮き輪の絵の数だけ浮き輪カードを受け取ります。
これがヒットポイント(体力)のようになるわけですが、悪い数字ほど浮き輪は増えます。
このゲームは2番目に大きい数字を出した人が一番悪いカードを取ることになります。
ですので悪いカードとは中途半端な、真ん中に近い数字、ということです。
低い数字や高い数字は1番や3番以降になれる可能性が高いので、良いカード
ということになります。
手番は、まず灯台カードを2枚めくり、場に並べて置きます。
各プレーヤーは、裏向きで手札からカードを一枚選び、一斉に表向けます。
このときに最も大きい数字の人は、灯台カードの数字の低いほう、
2番目に大きな数字の人は、灯台カードの数字の大きいほうをとります。
取ったカードは自分の手元に表向きにして置き、その時点で一番数字の大きい人が
失点=浮き輪カードを一枚裏返すことになります。
これを12ラウンド繰り返し、最後に浮き輪の残り1枚ごとに1点、
最後のラウンド終了後に手元の灯台カードが一番低い人が1点
もし途中で浮き輪カードが全て裏になってしまっていた人はマイナス1点です。
12ラウンド終了後は、自分の天気カード、浮き輪カードを一式全て左の人に廻し
同じように12ラウンドプレイします。
この12ラウンドのプレイを、人数分行い、最後に得点が最も高かった人が勝利します。
【好きなところ】
簡単なルールですぐに遊べます。他人との絡みが面白いゲームなので
できれば4人以上ぐらいで遊びたいですが、好きなシステムなので無理やり2人で
遊んでいます。
羊のぷるぷるしたイラストもかわいくて、女性受けもいいゲームだと思います。【受賞歴など】2001年ドイツゲーム大賞ノミネート
こんな感じで、数字が悪い=真ん中らへんの数字、になればなるほど
浮き輪の数が増えます。この画像では3つの浮き輪を得ることになります。
(半分の浮き輪は、2枚で1つの浮き輪です。端数は切り捨てです)
この羊の絵がカワイイんですよね。。。かなりお気に入りです!!


水が押し寄せてきて、羊さんが海にながされてしまいます!

なんかプルプルしてるし(萌え~~)

大変なはずなのに、あまり危機感のない表情もかなりお気に入り(笑)

最後には灯台全てが海の中に・・・羊さんの運命やいかに。。。

きっと得点の仕方が難しいんだと思う。
実際オレの周りのライトユーザーのウケは悪い。いいゲームなんだけど、カードゲームの中ではゲーマー寄りのゲームなのかもねえ。
人数も必要とするし…