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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ポートベローマーケット プレイレポート

ポートベローマーケット・プレイレポート 2009年4月2日

まっきゃんとの2人プレイです。

先手はまっきゃんで、僕が後攻。とりあえずボビー駒を無難な場所へ配置しました。
このゲームはスタート時点からいきなり配置場所を悩みます。
スタンド駒は端から置かないといけないのですが、片方の端から置かれると
そこへ繋がるように配置しなければならず、反対端からは置けなくなります。

スタンド駒配置場所には1~3点までの差があり、通りごとに端のほうが高かったり
中心に近いほど高かったりと多少の違いがあります。

自分の手番で、いかに効率よくスタンド駒を配置できるかがポイントですね。

例)自分の手番で3アクションを選び、スタンド駒を3つ配置する場合

 Aパターン → 3 2 1 の場所に、1列に配置すれば 
          合計6÷3(駒)=1駒あたり2点

 Bパターン → 3 2 3 の場所に列を変えうまく配置すれば 
          合計8÷3(駒)=1駒あたり2.66…点

このように差がつくわけです。


でも、高得点の場所にばかり置いているとどうしても自駒が分散されてしまい
得点条件である「列が完成している」を達成できにくくなってしまいます。
ですので、1点の所も得点のためには避けては通れない、ということになります。
(相手も1点の所は置きたくないでしょうからねぇ・・・)

まっきゃんはこのへんの配置があまり得意ではなく、どうしても列を長く作りがちです。
逆に僕やおきんの方は、ボビー駒の移動コストを支払ってでも3とか2に分散して置きます。

pm_pr_02.jpg

ゲームも3分の1が経過した頃、まず僕が動き出します。
 やおきん 「オレ客引くわ」 

1回目は普通の客を引いたものの、2回目で予定通りサクラ(一番不味い客駒)ゲット。
で、それをまっきゃんがスタンドをたっぷり置いている列へ連れて行きます。

pm_pr_03.jpg

 サクラ 「何とこの商品がこのお値段!いや~、すぐにお買い求め下さい!」 

pm_ts.jpg

というわざとらしい会話があったかどうか知りませんが、これでまっきゃんのこの列は
良くて(貴族がらみの最高でも)3倍、悪くけりゃ1倍(そのまま!)という痛いことに。

 やおきん 「作戦通り~♪」 
 まっきゃん 「・・・・・・むぅ・・・」 

その後、また僕の方はまっきゃんの先手をとる形で×2の時計タイルを投入。
自分のスタンド駒が多いところではなく、まっきゃんの高得点を防ぐためです。

pm_pr_04.jpg

しかも、この時計タイルを投入したあとにもらえる補充タイルは、もらう順で損得があり
最初の方は3アクションのタイルとして補充されるのです。あとになれば2とか1になります。
つまり早めに2のアクションタイル(これが×2のものです)を使ってしまえば
結果的に3アクションのタイルをもらえるので、手番が1回増えるということですね。

 やおきん 「これまた作戦通り~♪」 
 まっきゃん 「・・・・・ぐむむむむぅ・・・・」 

これで火がついたのか、こっからまっきゃんが怒涛の客引きタイムに入ります(笑)
手番アクションを客引きに費やし、得点できるところ、完成しそうな通りに置きまくる。

pm_pr_05.jpg


この時点で得点計算できたのはほとんどまっきゃんだけだったのでかなり点差が開きました。

pm_pr_06.jpg


ですが、僕はあくまでも効率良いスタンド駒配置と、残り駒数を見ての通り完成戦術を継続。
そろそろスタンド駒の残りと、客駒の配置可能場所が少なくなってきたぞ、という頃に
一気に客引きをしかけました。

そして最後の客駒が引き終わったところで貴族駒が登場!
貴族駒は正式ルールでは一番最後に登場するので、一番自分にとって有利なところを
空けておき、そこへ貴族駒を仕上げとして置きました(これはアクション数に数えません)。

pm_pr_08.jpg

 まっきゃん 「えぇ~~~!ここで貴族登場やったん??」 

 やおきん 「・・・え・・・・そうやけど、このゲームのルールやん!」 

 まっきゃん 「貴族駒、袋に入れずに端っこに置いてたから、使わんと思ってた。。。」 


解説しますと、ここでまっきゃんが痛恨のルール誤認判明。
貴族駒は、他の客駒がすべて置かれ、あと1箇所しか置くところがなくなったときに
自動的に最後の場所に配置されるのです。
で、以前に一度「貴族駒も袋に入れてランダムで引こう」というのをやっていたので
貴族駒が袋に入っていない=使わない、と勘違いしていたのですね。

と、いうこともあり、結局貴族駒をうまく自分の好きなところへ誘導できた僕やおきんが
その後も順調に得点を重ね、最後のスタンド駒を置いてゲーム終了(僕が後手だったので)。

最終的には、やおきん 191点  まっきゃん 157点 の大差で僕が勝利。

pm_pr_09.jpg


 まっきゃん 「貴族駒のミスがなかったらなぁ・・・。」 

結構短い(35分ぐらい)プレイ時間やけど、そんなに考え込まずにできるしやっぱりコレ好き。

まっきゃんもゲームには負けたものの「この木駒スタンドとか客駒がいいよね~♪」
と喜んでいたので、満足なんでしょう。

こういう綺麗なゲームボードやかわいい木駒に触れていると
コンポーネントって本当に大事ね、と思います!
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