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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ポートベローマーケット

ポートベローマーケット ゲーム紹介 2009年4月3日


 → プレイレポートはこちら


<基本情報>
【タイトル】  ポートベローマーケット(原題:Portobello Market)
【 作者 】  トーマス・オデンフォーヘン
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
独占の要素などがあまり重要でないように感じ、意外とあっさりした印象です。
得点の機会である「客駒引き」は重要で、引きと配置の組み合わせにより1倍~4倍まで
得点計算の幅が変わってくるため、展開がガラッとかわります。最初の方は特に運次第
なので好みが分かれるところですかねぇ(後半は残りのコマがある程度わかるので)。
2人プレイから4人プレイまで、プレイ人数に応じて配置するスタンド駒の数が
変わる(プレイヤーが多いほど、各人のスタンド駒は減る)ので、プレイヤーが
多ければ多いほど、スタンド駒配置の1手1手が重要になってくると思います。
スタンド駒配置のガチな部分、客駒引きのランダムな部分、状況に応じ客駒を引き、
得点するタイミングが重要で、おもしろいと思いました。


pm_01.jpg

pm_02.jpg

【プレイ人数】2~4人
【プレイ時間】35分程度
【ゲーム内容】
自分の手番に何回アクションをするかは、2、3、4のアクション回数が描かれた
時計タイルを選択して決定します。その描かれている数字分だけのアクションができ
スタンド駒を配置するか、客駒を引くか、どちらかをあわせてその回数に達するまで
行うことができます。

pm_120712_01.jpg


スタンド駒の配置は、元締めの「ボビー」駒がいる区画に隣接している「通り」にしか
行うことができず、ボビー駒の移動にはコストがかかる場合もあります。
このコストも積もり積もればバカにならないので、考えどころです。

pm_120712_02.jpg


使った時計タイルは裏返しにして使用できなくなります。時計タイル3つ全てが
使用済みになれば、再び全てのタイルを表にして使用できるようになります。

また、この時計タイルの2と4は、それぞれ区画に置くことにより、その区画の
自分のスタンドの数×2(または4)というように、独占して得点できます。
その場合、投入した時計タイルの換わりに、補充用時計タイルを受け取り
それ以後はその補充された時計タイルをアクション回数選択時に使用します。

pm_120712_03.jpg


得点のタイミングは、その「通り」が全てスタンド駒で埋まっており、かつその両端に
客駒が配置されたときで、客駒の組み合わせ(サクラ、普通の客、貴族)により
1倍~4倍の範囲で計算されます。

客駒は袋の中から、中身を見ずに引きますのでどれが出るかは運次第。
貴族のみは最後の最後、空いているところに配置されます。
貴族が絡むと、最も得点の高い組み合わせになるため、かなり重要になってきます。

pm_120712_04.jpg


誰か一人でも最後のスタンド駒を配置すればそのラウンドを最後まで行い終了。
最も高得点のプレイヤーが勝利です。


【好きなところ】
僕はこのボードの美しさが一番好きなところです。
ゲーム内容とは関係ないですが、このボードの美しさと木製駒の雰囲気のよさで
一目ぼれして買った、初めての海外ボードゲームでした。


【受賞歴など】
特になし

実際のポートベローマーケットはこんな雰囲気です。2006年11月撮影。
pm_london.jpg

pm_london2.jpg

私もコレのボードはすごく好きです。ただゲームは未プレイなのですが…

ホンモノのポルトベローなんですが、シアトルにパイクプレイスマーケットってのがあってなんやかんやいーっぱい売ってます。スターバックスの1号店もそこにあるんですがそのPPマーケットと雰囲気とすごく似てますねえ!
ただシアトルはお野菜、果物もありますがお魚がすごく多いんです^^
[ 2009/04/03 16:03 ] [ 編集 ]
このボードいいですよね~。木製駒もお気に入りです。
ほんと、コンポーネントって大切だなと思います。

現地のマーケットも、銀製品アンティークの通り、食料品の通り
小物雑貨のとおりと、結構種類が多かったです。
野菜や果物、生魚もあったので、日本で言う商店街みたいに日常生活に
欠かせないマーケットとしても機能しているんでしょうね。

この写真のときは結構朝早かったので、これでもまだガラ~んとしてますが
あっという間に人が増えてましたよ!!

こういうの、いいですよね。
日本の商店街も大切にしたいものです。
[ 2009/04/03 18:51 ] [ 編集 ]
やおきんさん、ありがとうございました!!

このゲームは多少の移動コストは問題ではなく、巨大な”独占区画”もしくはそれに近いものを作り4倍の得点計算を有効に使ったプレイヤーが勝つと思います。
移動コストは3つ横へ行っても-3ですが、X4のボーナスは1点違えば4点になってしまいます。
何度かプレイしてみてそんな風に感じましたし、勝者は常にX4で最も上手く得点したプレイヤーでした。
[ 2009/04/14 18:13 ] [ 編集 ]
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