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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ロストシティ

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  ロストシティ ゲーム紹介 2009年4月6日

<基本情報>
【タイトル】 ロストシティ(原題:Lost Cities)
【 作者 】 R・クニツィア
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★★
ただカードをプレイする(場に出す)だけなのに序盤から迷えます。
これがクニツィア・ジレンマなんだなと納得しました。
とはいえ、捨て札=死に札ではなく、再び場から拾って活かす事が出来るので
あまり悩んで長考せず、思い切りよく捨てる選択肢も忘れないようにしたいです。
この辺も含め、おもしろいゲームです。
慣れれば3ラウンド勝負でも30~40分程度で終わるのも良いです。
計算方法は慣れれば問題なし。でも電卓があるほうが楽です。
得点計算がちょっと面倒ですが、最後まで勝敗が分からない、という感じで
好意的に捉えています。不満と言うほど不便さは感じませんでした。


lostcities_01_01.jpg
lostcities_01_02.jpg

【プレイ人数】2人専用
【プレイ時間】1ラウンド20分程度、3ラウンドで40分程度
【ゲーム内容】
5色の種類それぞれに2~10の数字が書かれたカードがあります。
自分の手番で1枚だけカードを出すのですが、その列にすでに出ている
カードよりも大きな数字しか出せなかったり、冒険を始めた列はいきなり
マイナス20点になることなど、出すべきか出さないべきかを迷いながら
できるだけ高得点を目指していきます。
慣れれば1ラウンド15分~20分ぐらいでできるため、3ラウンド制にしたり
エンドレスでやり続けたり・・・「もう1回!」と中毒性が高いゲームです。


【好きなところ】
短時間でプレイできる所は、ちょっとした空き時間などに最適です。
遊ぶときも、ただカードを数字としてみるのではなく、冒険している気分を
大切にして楽しみたいですね。
「え?!そこ冒険するんや!!」みたいな感じで(笑)
ちょっとデカすぎるカードと、あまり用途の無いボードはちょっと微妙。
これいらんから値段下げてくれ~、という感じです。


【受賞歴など】
1999年ドイツ年間カードゲーム賞4位

カードの出し方、補充方法など、簡単なルールなのに
それが面白さの理由になっています。

5色のカード種類それぞれに2~10の数字が書かれたカードがあります。
自分の手番で冒険したい所にカードを出し、その書かれている数字が
そのまま点数になるのですが、出し方にはルールがあります。
①手番では必ずカードを1枚、冒険列か、捨て札山に出さないといけない。
②1枚でもカードを置くと、とりあえずその列は-20点でスタートとなる
 (つまり最低でもカード数字の合計が20以上でないと、マイナス点)
 (出した枚数で得点が何倍、とかになる「援助カード」のみ出した列もマイナススタート)
③列ごとに、すでに出しているカードよりも大きい数字のカードしか出せない。
④手番は、まずカードを出してから(又は捨ててから)で、カード補充はその後。
(これのおかげで「せめて先に引かせてくれ~~~~!!」とよく吠えてます笑)

逆に少し助かるルールは「捨て札は再利用できる」です。
冒険する列に出さなかったカードはボード上に置かれるのですが
その捨て札山ごとの一番上のカードは、その手番の回に
山札からカードを取るかわりとして自分の手札に補充できます。

ですので、一度冒険をあきらめ捨てたカードでも、あとから拾って冒険する
ということが可能だということです。ただし、相手も拾えるので早いもの勝ちですよ!
(自分が捨てた手番に、それを拾う、ということは出来ません。ご注意を。)
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