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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。
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インフェルノ 【カードゲーム】

 インフェルノ   ★★★☆☆ ゲーム紹介 2022年5月1日

 真っ赤なカードで地獄行き!パーティー系トリックテイキングの傑作

写真 2022-04-30 13 13 28


<基本情報>
【 タイトル 】  インフェルノ(原題:iNFERNO)
【  作 者   】  ライナー・クニツィア
【プレイ人数】  3~7人
【プレイ時間】  20分
【 対象年齢 】  8歳以上

【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  ゲーム会でプレイ
【個人評価(5人プレイ)】 ★★★☆☆
とてもシンプルで、わかりやすく盛り上がれるパーティー系のトリックテイキングゲーム。
盛り上がって楽しすぎて、写真を取り忘れたぐらいでした笑
ヒリヒリするようなトリックテイキングとは一味違い、運の要素強めでワ~っと盛り上がりたいときにはとても良いと思います。
ルールが簡単なので、初めてトリックテイキングを遊ぶ人に「トリックテイキングってこういう感じで色とか数字をフォローするんですよー」と知ってもらうために遊ぶのにも向いてそうですね。
5人以上とかでちょっと時間があるときなんかに重宝しそうです。

テンデイズゲームズさんから再販版が出ていますが、カードデザインが旧版と違いややセクシーなポップ路線になっているのは好みが分かれそうですかね。子供がいるところで出すのにためらわれる、というほどではないですが、個人的には旧版の方が好きです。旧版どっかで売ってないかな~。



【ゲーム内容】

最初に出されたカードの色か数字(または両方)が同じカードを出していき、一定条件になると場に出ているカードを全て受け取る、という「トリックテイキング」というジャンルのゲームです。

まず手札のカードを全員が同じ枚数持ちます。
その後スタートプレイヤーが最初に1枚カードを場に出します(これをリードと言います)。この場合は何を出しても良いです。

その次のプレイヤーからは、時計回りに順番に1枚ずつ、リードと「同じ色」か「同じ数字」のカードを出せるなら出します(色と数字両方がリードと同じでもOK)。
各プレイヤーが出し続けている以上は、順番にこれを続けます。

出せなかった場合(又は出したくなくて、パスをする場合)は、これまで場に出たカード全てを引き取り、1枚1点で失点になります。
(つまりできる限りカードを受け取りたくないわけですね。)
これだけだと単なる運ゲー(出せなかった時だけカードを受け取る)になってしまいますが、以下の通りこのゲーム独特のルールがあるため、悩ましさ(ジレンマ)が生まれて楽しくなっています!

赤色のカードの失点は1枚1失点というのではなく、カードに書かれている数字分とする。
例えば、赤の5だと5失点です。当然受け取った赤カードの全ての枚数分なので、5が2枚と4が1枚の場合だと合計14失点ということになります。

・受け取るカードが2枚以下の時は、合計3枚になるまで山札からカードをめくって受け取る。
出せない場合でも、出したくなくてパスする場合でも、とにかくカードを受け取る際に2枚以下だとカードを引かなくてはいけません。
例えば、上記のように赤いカードは怖いので「赤以外のカードで、枚数が少ないときにパスしちゃえ!」となれば、毎回パスする人が出てくるかも知れません。
そういったことを防ぐため、最低でも3枚は引き取らないといけませんし、場に出ているカードが2枚以下だと合計3枚になるまで山札からガチャをしないといけなくなります。
山札から赤の5が出ればもちろん5失点となりますので、安易にパスするのも考えだな~となるわけです。


このルール2つがあるおかげで、パスすることで失点を少なくする方が良いか、それともカードを出し続ける方が良いか、というジレンマが楽しめ「ぐぬぬ~っ!」と楽しくなるわけです(他人が苦しんでいるのを見るのが楽しいのですが笑)。


全員の手札がなくなるまでこれを繰り返していき、全員の手札がなくなれば受け取った失点分を計算します。
何ラウンドか遊んで、合計失点が少なかったプレイヤーが勝利、となります。


「俺はまだ余裕でカードを出せるぜ~」というような顔をしているプレイヤーがカードを出せず「だはぁ~~~~~っ!!」と大量失点する姿を見るのは盛り上がって楽しいです。ただし、次は自分の番かもしれませんが・・・笑。
ぜひ遊んでみてくださいね!
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