ヒバチ ★★★★☆ ゲーム紹介 2021年11月1日
和テイストでサフラニートがリメイク!

<基本情報>
【 タイトル 】 ヒバチ(原題:HIBACHI)
【 作 者 】 マルコ・トイブナー【プレイ人数】 2~4人【プレイ時間】 45分【 対象年齢 】 10歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 自宅でプレイ【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
【個人評価(4人プレイ)】 ★★★★☆
元ゲームのサフラニートもとても楽しくて好きだったのですが、動物が主人公の和テイストゲームにリメイクされた機会に購入。
ゲームそのものの楽しさにフレーバーの好みも加わって、個人的にかなりお気に入りのゲームです。
チップを投げて目的の食材を獲得するという、他のゲームではあまり見かけないアクション性の楽しさがまずはこのゲームの特徴です。
上手く投げ入れるのはなかなか難しいのですが、ハズレの場合にも「チリ(唐辛子)」をもらえるようになりました。これにより不得意な人でも楽しみやすくバランス調整されたのはグッドポイントです。
2人プレイでも十分面白いですが、人数が多い方がチップが入り乱れてさらに面白くなるため、機会があればぜひ3人とか4人で遊んでみてくださいね【ゲーム内容】ポーカーチップを投げてゲームボード上の食材を獲得し、いち早く火鉢(鉄板焼き)を完成させることを目指すゲームです。
ゲームボードには9種類の食材が描かれているお皿と、アクションのための4つのお皿が描かれています。

これら9種類の食材は、ゲームの目的である鉄板焼きの完成に使われます。
鉄板焼きには、必要な食材が描かれており、必要食材を満たすことで鉄板焼きを完成させることができます。

スタートプレイヤーから順番に、自分の持っているポーカーチップをゲームボード上に投げ入れていきます。
ちなみにですが、投げるチップにはそれぞれ価値(100とか200とか)があり、どの価値のチップを投げるかはあらかじめ自分で選んでおきます。
この価値により、後のアクションや食材の獲得(売買)などで自分が有利になったり不利になったりします。高ければよい、というわけではないので考えて投げることが必要になってきます。

全員が投げ終わると、それぞれのチップについて「アクションが行えるか」と「食材を獲得できるか」、つまり有効なチップかどうかの判定を行います。

そのチップが有効かどうかの判定については、ポーカーチップの中央に開いている穴から、ゲームボード上に描かれているお皿が見えるかどうかで判定します。
穴から少しでもお皿のイラストが見えていればOK(有効)、見えなければNG(無効)となります。
(ちなみに、ゲームボードからはみ出してしまったチップはもちろん無効となります)
ちょっと小さくてわかりにくいかもですが、以下のような感じです。
水色の矢印=「アクションのお皿に有効なチップ」
黄色の矢印=「食材のお皿に有効なチップ」
赤色の矢印=「無効なチップ」
これらの結果により、アクションと食材の獲得を行っていきます。
まずアクションを解決するのですが、アクションには「チップの追加投入」や「山札から食材を獲得する」というようなものがあり、うまく使うことでゲームを有利に進められます。
そしてその後、食材の獲得を行います(実際には、お金を得るための食材の売却と、食材獲得のための購入と、があります)。

そして食材が揃えば、鉄板焼きを完成させることができます。
鉄板焼きカードに書かれているカードに対応する食材を支払うことで、鉄板焼きカードを1枚獲得できます。
なお、足らない食材があった場合、もしチリカードを持っていれば2枚で1つ分の食材として代わりに支払うこともできます。

誰かが鉄板焼きを3枚完成させるまで、上記のような流れでゲームを続けていきます。
誰かが鉄板焼きを3つ完成させればそのプレイヤーが勝者となります。
チップを投げ入れるアクション性と、どのチップを使うかやどのアクションを狙うかなどの駆け引きで、あまり他のゲームでは味わえない楽しさがあるゲームです。
ご興味ある方はぜひ遊んでみてくださいね!