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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。
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ニャー <カードゲーム>

 ニャー   ★★★☆☆ ゲーム紹介 2021年1月7日

 トリックテイキングの新定番!だって猫だから。

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<基本情報>
【 タイトル 】  ゲーム名(原題:MEOW)
【  作 者   】  ライナー・クニツィア
【プレイ人数】  2~6人
【プレイ時間】  20分
【 対象年齢 】  8歳以上

【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】 ゲーム会でプレイ
【個人評価(3人プレイ・4人プレイ)】 ★★★☆☆
トリックを取りたいターンと取りたくないターンがあり、最後まで緊張感が続く楽しいゲームでした。
トリックテイキングとしての基本ルールはすごくシンプルですが、上記のひねりがあるルールのおかげでトリックテイキング初心者から経験者まで幅広く楽しめるようになっているのが良いですね。
負けないといけないタイミングがある、という点ではクニツィア作のブードゥープリンスも好きでしたが、こちらの方が初心者の方も遊びやすいですね。

プレイ感としては切り札である緑カードが強いため、手札巡り運が結構大きいかなという印象です。
とはいえ、9ターン×3ラウンド制になっていたり短時間で遊べたりと、軽く繰り返し遊べるゲームですのでそこまで気にはならないかな。

テンデイズゲームズさんが日本語版として流通させてくれているので、買いやすいのもうれしい。
トリックテイキングの新定番的に重宝しそうです。
あと、テーマが猫というのも良いですw



【ゲーム内容】

マストフォローのトリックテイキングというゲームです。

親が出したカードと同色を出し、最も強いカードを出した人がそのターン勝利する、というトリックテイキングというジャンルのゲームです。

カードには青、赤、緑の3色、それぞれ1~18までの数字があります。
人数によってカードを少し抜いたりしますが、どの人数でも手札カードは9枚ずつ配られます。

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このゲームでは、手札からカードを1枚ずつ出す=9ターンを1ラウンドとしてゲームを進めていき、3ラウンド(つまり合計27ターン)終了したときにゲームの勝者が決まります。

各ラウンドでは9枚ずつ(つまり各ターン1枚ずつになるよう)、あらかじめご褒美トークン(得点や失点のトークン)準備しておきます。
そして、各ラウンドの勝者がこのチご褒美トークンを1枚受け取ります。

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ご褒美トークンはラウンドの最初にランダムの裏向きで1列に並べ、一斉に表にします。
そして1ラウンドずつ、並んでいる順にそのターンで取り合うトークンが決まっているわけです。

ゲームの流れとしては、親から時計回り順に1枚ずつカードを出していきます。
親が出したカードと同色がある限りその色を出さないといけないという「マストフォロー」と呼ばれるタイプのゲームなので、可能な限り同じ色を出さなければいけません。(親と同じカードを持っていない場合のみ、好きな色のカードを出すことができます。)

そして同じ色同士では数字が大きい方が勝ちます。
(1は18に勝つ=18は1にしか負けない、という例外ルールはあります)


切り札カードがあるんやで!

トリックテイキングには、強さが優先されるカード=「切り札」がある場合があります。
このニャーにもその切り札があり、それは緑色のカードです。

基本的には親の出した色と同じ色を出せた人の中での数字比べですが、もし緑色を出した人がいた場合はその緑色の中で最も強いカードを出した人が勝ちます。

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で、そのターンで勝った人が、そのターンのご褒美トークンを受け取ります。


ご褒美トークンだからといって、欲しいものばかりではない!

このゲームの一番のポイントなのですが、実はご褒美トークンと言いながら、マイナス点になるものも多数あります。
マイナスが書いてあるものはそのままマイナス点ですし、割れた花瓶のトークンは2枚そろってしまうとマイナス20点になるという恐るべきご褒美なのです!

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点数が書かれていない魚のトークンは、1枚ごとにマイナスのトークン1枚を帳消しにできます。
マイナス点が多い時はこれも獲得したいご褒美トークンですねぇ。

欲しいトークンだけを取れるように、うまく手札をやりくりしましょう!


こんな感じでターンを繰り返していき、9ターン終了したら新しいラウンドを開始します。
残っているご褒美トークンから準備を始め、カードを配り・・・という感じで、3ラウンド繰り返したらゲーム終了。

3ラウンドで取ったご褒美トークンをすべてカウントし、最も点数の大きかったプレイヤーが勝者です。


ポイントをおさらい

1.取りたいときは勝ち、取りたくないときは負ける!
2.切り札と、18は1に負ける、ということをしっかり覚えておく!
3.限られた手札をうまく使っていく!


という感じです。

まぁ実際はなかなか理想通りいかないので、何度か遊んでみて慣れてみてください。
偉そうに言ってますが、僕全然勝てませんからw

トリックテイキングの楽しさを存分に味わえる楽しいゲームですので、ぜひ遊んでみた下さいね~!
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