タイマンポーカー ★★★★☆ ゲーム紹介 2020年9月30日
「ポーカーで対決だ!まずダイスを振れ!」 「え?」
<基本情報>
【 タイトル 】 ゲーム名(原題:)
【 作 者 】 ライナー・クニツィア【プレイ人数】 2人【プレイ時間】 30分【 対象年齢 】 18歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 ボードゲームのお店シャッツィ で購入【個人評価( 人プレイ)】 ★★★★☆
シンプルな2人用ゲームで、久々にドスンとど真ん中にきたゲームです。面白い。古いゲームですが、面白い。
バトルラインを初めて遊んだ時の面白さに似て面白い。ゲームが似てるからそりゃそうか。
バトルラインよりも列に置ける枚数が多い分、途中で役を変更しやすいですが、なにせ置ける列数が少ない(1ラウンド目3列、2ラウンド目4列、3ラウンド目5列)ので、やや引き運によるギャンブル性も高く感じました。
バトルラインのジレンマによる苦しさよりも、ちょっと気軽に遊べる感じですかね。なんせ置き方がダイスで決まるわけですからw
ポーカーなのに、カードの出し方に5種類(+クレイジールール)あり、それにより展開が単調にならないのが良いです。
そのルールを普通の6面ダイス振って適当に決めるというところも割り切り方がギャンブルじみてて面白いですし。
難点は、本当にこれルールが分かればゲーム買わなくて遊べてしまう点。プレイ上の難点ではないですが、商品としては致命的な欠点かと思います。
特に今みたいにネットでルールがダダ洩れなので、遊べてしまうところがつらい。
ゲームの面白さとは関係がないところですので欠点ではないのですが、気になった点です。
もし買えるならちゃんと買って遊びましょう。
【ゲーム内容】タイマンポーカーはクニツィア先生の2人用名作ゲーム「バトルライン」の感覚に近い、2人用のポーカーゲームです。
バトルラインでは原則カード3枚で役を作り勝負しますが、こちらはポーカーなので5枚ずつでの勝負です。

バトルラインのように向かい合って役を作り合うのですが、真ん中のカードは両プレイヤーの共通のカードで、それをベースに役を作っていきます。
各ラウンドではそれぞれの列ごとの勝者が、この中央のカード上にあるチップを受け取り、3ラウンド終了後に持っているチップが多い方がゲームの勝者となります。
特徴的なのは、各ラウンドのカードの出し方をラウンド開始時に振ったダイスの目で決めるところ。
6面ダイスのうち、1〜5に各ルールが決められており、6の場合はさらに「クレイジー」ルール(自分側ではなく相手側にカードを置いても良い)が追加されます。
それぞれのカードの出し方が面白いのでここに書きたいところですが、それを書くと買わずに遊べてしまうので申し訳ないですが割愛します。
中古市場では数はあまりないようですが値段もそんなに高くないですので、もしバトルラインなどがお好きな方はこちらもぜひ遊んでみてください!