ツアーオペレーター ★★★☆☆ ゲーム紹介 2020年8月18日
こんな時期だからこそ、ボードゲームでGO TO トラベル

<基本情報>
【 タイトル 】 ツアーオペレーター(原題:TOUR OPERATOR)
【 作 者 】 Nestor Tyrovouzis 【プレイ人数】 2~4人【プレイ時間】 45~75分【 対象年齢 】 8歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 ゲームストア・バネストで購入【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
この記事を書いている現在、新型コロナウイルスの影響で旅行など全然行けなくてストレスが溜まっていましたので、せめてゲームぐらいでは旅行気分を味わおうということで購入しました。
登場するお客さんや従業員のカード、ダイスによるリソース獲得など運要素も結構多いので、「一生懸命うまくお客さんを捌いていく」という感覚は楽しいです。
リソースを使う場面はほとんど自分のゲームボード上で行うため、他プレイヤーとの絡みはやや少な目。ここは好みがわかれる所ですね。
部分的にバランス取りが若干甘い部分もあるので、ここはもう少し調整をしていればもっと良かったかなと思います。(お客さんのストレスコントロールをするクーポンチケットが余りすぎる、等)
個人的には、リソースマネジメント系のゲームは結構好きなのと、テーマとゲーム性が合致している点などから結構楽しめました。
それほど複雑でもないですし、2人でも楽しめますので自宅籠りしている方にもオススメです。
逆に人数が増えると長時間化するかな~と気になる点もありますが、機会があれば3人以上でも遊んでみたいです。【ゲーム内容】ツアーオペレーターは旅行代理店のツアーオペレーターとして、航空機・ホテル客室・お客さんのストレスを、ゲーム中に獲得できるリソースでうまくコントロールしながら、より高得点を目指せる旅行先を目指すゲームです。
旅行がテーマのゲームと言うことで、旅行先には世界各国の有名都市が登場します。
ゲーム中はお客さんを乗せた自分の飛行機コマをその都市のカードに移動させることで旅行することができます。

各ラウンドには、新しいお客さんがカウンターに現れます。
お客さんは4人ですが、航空機座席に乗せられるのは最大3人までなのでまずは待たせるお客さんが出てしまいます。
そういうお客さんにはクーポンを渡してお茶を濁しましょうw

お客さんに渡すクーポンを含め、管理しないといけないことは結構あります。ざっと書くと以下のような感じです。
・航空機の座席清掃
・航空機の燃料
・ホテルの客室清掃
・お客さんのストレス対策
これらは主にダイスを振ることで手に入れることができるリソースを使って管理します。
リソースは従業員を雇うことで獲得する方法もあります。
ダイス出目により各リソース獲得。
従業員には種類があり、獲得するリソースも異なります。準備が整ったら目的地へ向けGO TO トラベル!
一度訪れた都市はもう使用不可になりますし、他のプレイヤーのいる場所へも行けません。
自分のお客さんのニーズに合わせて目的地を慎重に選びましょう。
点数がどのように入るかというと、お客さんのやりたいこと(目的)と、その都市での点数の掛け算です。
各都市には4種類の目的に応じてそれぞれ点数が異なりますので、できるだけ今のお客さんに合う都市に連れて行ってあげましょう。

その後、お客さんはホテルに宿泊しますが、このときには部屋のグレードと宿泊日数に要注意。
相部屋可能なお客さんから、スウィートルーム希望のお客さんまで色々いますし、宿泊日数も違います。
俺たちは相部屋大丈夫だぜぇ~!希望の部屋を用意できない場合はマイナス点を食らいますし、やたら宿泊日数が長いとほかのお客さんを迎え入れられません。
できるかぎり無駄がないよう、うまく客室のコントロールを行います。

このようにしてお客さんの希望に沿うよう(しかも、それとなく長居するお客さんは避けつつw)、旅行をコントロールして高得点を目指していきます。
お客さんをホテルに案内して一安心したら、また次のお客さんが現れます!
今度はどんなことに興味があるお客さんでしょうか。望み通りのプランで旅行させて上げられれば良いですね~。

だいぶ大まかに説明すると以上のようなゲームです。
既定のラウンドが終了したらゲーム終了。最も点数の高いプレイヤーが勝者となります。
ゲーム終盤の様子限られたリソースでやりくりするのが好きな方や、テーマが旅行のゲームに興味がある方はぜひ遊んでみてください!