トルトラレル ★★★☆☆ ゲーム紹介 2016年12月4日
かわいい妖精たちが、ガチの宝石奪い合い

<基本情報>
【 タイトル 】 トルトラレル【 作 者 】 樫尾忠英【プレイ人数】 2~4人【プレイ時間】 15分【 対象年齢 】 8歳以上【受賞歴など】 特になし【入手・プレイ状況】 自宅ゲーム会でプレイ【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
目の前のカードをトルかトラレルか、数字比べで勝負するとてもシンプルなゲームです。
ただ、シンプルがゆえに駆け引き・読みあいに重きが置かれており面白いですね~。
個人的には、漫画「カイジ」に出てきたEカードのような鋭さがあるゲームに感じました。
各プレイヤーが持てる最高の数字の組み合わせのカードが皆同じ数値なっており
絶対に勝てるという場面が無いようになっている点がよくできていますね。
このおかげでいつその「最高の数字」を使うかという考える点・読み合いが増えており
とても面白いと思いました。【ゲーム内容】プレイヤー同士、妖精カードを使って数字比べを行い、宝物カードを獲得することを
目指すゲームです。
プレイヤー人数に応じて手札の枚数や、使うカードの分け方が違いますので
ルールブックに従い準備します。
2人プレイだと妖精カードをルールブックに従って2つに分け、それぞれのプレイヤーが
妖精カードの山札を受取り、自分の山札とします。
手札として妖精カードを6枚受け取ります。これが1ラウンド目で使用できる妖精カードです。
(ゲームは2ラウンドにわたり行われます。2ラウンド目も山札から妖精カードを6枚引きます)

プレイエリア中央に宝物カードの山札を置き、その横に5枚を表向きにして並べます。
これがまずは1ラウンド目で獲得を目指す宝物カードになります。
準備が完了したらゲーム開始です。
ゲームは2ラウンドで行われます。1つのラウンドごとにそれぞれめくられた5枚の妖精カードを
獲得するように頑張るわけですね。
めくられた5枚の宝物カードのうち、山札に近い方から勝負を行います。
まずスタートプレイヤーが手札の妖精カード1枚を裏向きに出すか、パスを行います。
(パスをしたプレイヤーは、この勝負中はもうカードを出せません。ご注意くださいね。)
次に時計回りで隣のプレイヤーが、妖精カードを出すかパスをするのかを行います。
このように順にカードをだすかどうかを考えるわけです。
なお、最高でも出せる妖精カードは2枚。つまり2周分までですね。
そして、全員がパスするか、または2周すれば、出された妖精カードを公開し
数比べを行います。2枚カードが出ている場合は合計値を使います。
勝ったプレイヤーは、今回対象になっている宝物カードと、相手が使った妖精カードを
受け取り、自分の前に裏向きに置いておきます(これが得点になります)。
自分が使ったカードは捨て札としてゲームから除外します。
※引き分けだった場合は宝物カード+各プレイヤーが使った妖精カード全てが捨て札になります。

なお、宝物カードの中に鍵(穴)の書かれたカードがあります。
これは、鍵のカードがないと得点化することができません。
高得点ですが、鍵を取れないと無駄になるリスクがありますので胸が熱くなりますねw

このように並んでいる宝物カードの枚数分、数比べと宝物カードの獲得を行い、
すべて終われば1ラウンド終了。その後、2ラウンド目に進みます。
2ラウンド目の開始前に手札の妖精カード補充と、宝物カード5枚の準備を行い
2ラウンド目に移ります。
(なお、1ラウンド目で手札が余った場合、2枚だけ持ち越しができます)
※つまり、カードの補充は2ラウンド目の開始時のみです。
宝物カード獲得の数比べについて2枚まで妖精カードを出せますが、
考えて出さないと後半手札の妖精カードがない、ということになります。。。
準備ができたら、続けて2ラウンド目を行います。
2ラウンド目も基本的に1ラウンド目と同じように5枚の宝物カードを取り合います。
2ラウンド目も修了したらゲーム終了。
得点計算を行います。
得点計算は、右下に書かれている宝石の数をすべて足して行います。
相手から獲得した妖精カードのものも足すのを忘れないでください。

強い妖精カードを使うタイミングの読みあいが面白く、シンプルで面白いゲームなので
これはうちでも遊ぶ回数が増えそうなゲームですね!
なお、今回のゲームマーケット2016秋では、トルトラレルの購入特典として
創作トランプゲーム「貪欲」の遊び方も付けておられるとのこと。
この「貪欲」も遊ばせていただくことができましたので軽くご紹介。。。
ガーデンゲームズさんの創作トランプゲーム「貪欲」2人で遊びました。
カードをめくって場札を増やすか、今ある場札を獲得するか、という
シンプルな選択肢で進んでいくゲームなのですがこれがなかなか。。。
さらに、得点が一気に増えるカードもあるためギャンブル的なドキドキ感もあり
まさに貪欲というタイトルがピッタリ!まだ欲しい、もっと欲しい!ってなりますw

ぜひご入手されたらこちらも楽しんでください!とても面白いですよ~。
※写真に含まれているトランプ、チップは自分で用意したものです。
こちらでご紹介したゲームはガーデンゲームズさんの公式ブログに詳しい情報がありますので
ぜひこちらもご覧になってくださいね^^
こちら →
ガーデンゲームズ ボードゲーム工房