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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。
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ロンド 【ボードゲーム】

 ロンド   ★★★★☆ ゲーム紹介 2013年7月29日

 何がロンドなのかはさっぱり分からんが、こりゃ面白い。

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<基本情報>
【 タイトル 】  ロンド(原題:RONDO)
【  作 者   】  ライナー・クニツィア
【プレイ人数】  2~4人
【プレイ時間】  30分
【 対象年齢 】  8歳以上

【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】  ゲーム会でプレイ
【個人評価(4人プレイ)】 ★★★★
ルールは非常にシンプル。「置いた場所の数字×タイル枚数」で点数が入るので
初心者の方にも遊びやすいかなと思います。
大きな得点を目指し「次の手番であそこに置きたいから、今はこうしよう」と
一手ごとににじり寄っていくゲームなので、より少人数の方が思考性が強くなり
より多人数の方が不確定要素が顕著に増えるかなと感じました。プレイ人数により
ちょっと違った面白さを感じられそうで、個人的にはそこも好きですね。

タイルの質感もそこそこの重量感と質感で、「ちょっと大人な遊び」をしている様な
感覚になりましたので、コンポーネントってやっぱり結構重要ね~と思いました。

近い時期に出た「秦」「エルファーラウス」に比べて見た目もオシャレなので
持っておいて損のないゲームかなと思いました。


【ゲーム内容】

ゲームボードに描かれた数字のマスにタイルを置くことで得点していくゲームです。

点数の入り方は、書かれている数字×置いたタイルの枚数です。
ただ、得点になるタイルは数字の色と同じ色のタイルだけなので、持てるタイル数に
制限がある中で、いかに高得点を狙っていくかというところが悩ましくなっています。


手番でできることは非常にシンプルで、

・手元のタイルを使ってタイルを置く(手番の最後にタイル1枚補充)
・タイルを置かず、タイルを2枚補充する

のどちらかです。

rondo_08.jpg


タイルを置く場合は、スタート地点であるボードの中央付近から、外側に向かって
すでに置かれているタイルにつながるように置いていきます。

タイルを置く際の重要なルールとして、その手番で最初に置いたタイルに続く形で
1本道になるようにしか置けない
、ということがあります。

手番では、手元からタイルを出せるだけ何枚でも置いて構わないのですが
ひと繋がりになるようにしか置けず、例えば道が分岐していて一方の方向へ伸ばしたなら
その反対にさらに伸びるような「分岐」の置き方はできない、というような感じです。

※ただし、これは「その手番中」という縛りの中でです。
 次の手番で、前回の手番と違う方向に伸ばすことは何の問題もありません。


なお、繋げるタイルは、それまでに誰が置いたタイルでも構いません。
前に自分が置いたタイルである必要はないわけです。


rondo_03.jpg


タイルの置き方には2通りあり、数字色に対応する色のタイルを表向き(色の方)に置くか、
もしくは裏向き(何も書かれていない方)に置くか、です。

表向き(色の方)に置く場合は、同じ色のタイルを好きな枚数置くことができます。
そしてボードに書かれいている数字×置いた枚数が点数になります。


裏向きに置く場合は色の書かれている面を下にしてボードに置きます。
この場所の点数は入りません。
ただ、裏向きで置かれた場所もタイルの置かれている場所となりますので
これに繋がるようにさらにタイルを置くことができるようになります。
裏向きに置くことは、自分がさらに先のマスを狙っているとき以外に
他のプレイヤーに得点をさせたくない時などに行うことがありますね。

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タイルを置いた場合、手番の最後にタイルを1枚補充して手番を終えます。


タイルを置かず、タイルの補充を選んだ場合はタイルを2枚補充して手番を終えます。

なお、タイルの所持上限枚数は5枚で、それを超えて補充することはできません。
手番の最初にタイルをすでに5枚持っている場合は「補充を選んで結果的にパス」は
行うことはできず、必ずタイルを配置しなければいけませんのでご注意を。


これを各プレイヤーが順番に行っていきます。

ゲーム終了の条件は、タイルの補充ができなくなる(タイルがなくなった)か
ゲームボード上の濃いグレーのマスが全て埋まった場合の2つです。

最も得点の多いプレイヤーが勝者となります。

rondo_05.jpg
ゲーム終了時の様子


なお、ゲームボードは両面仕様になっており、青い面、赤い面で数字の並びが違います。

rondo_09.jpg


クニツィア先生のゲームの中でもかなりシンプルなルールですが、遊んでみると
「あそこを取りたい!でも・・・置くべきか待つべきか!」というジレンマがあり
とても面白かったですね~~。
タイルの質感もよく、なんとなく知的な遊びをしているような満足感が心地いいゲームでした。
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