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浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ウィングス オブ ウォー 【準ボードゲーム】

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 ウィングス オブ ウォー THE DAWN OF WORLD WAR Ⅱ
 ★★★☆☆ ゲーム紹介 2010年1月31日

 テーブル上でドッグファイト!動きを読んで射程圏内に捉えろ!

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<基本情報>
【 タイトル 】  ウィングス オブ ウォー
          (原題:Wings of War THE DAWN OF WORLD WARⅡ)
【  作 者   】  アンドレア・アンジオリーノ、ピエルジョルジオ・パーリア
【プレイ人数】  2~5人
【プレイ時間】  40~60分
【受賞歴など】 特になし
【入手・プレイ状況】 岡山のボードウォークで購入
【個人評価(2人プレイ)】 ★★★☆☆
まっきゃんと2人で遊びましたが、これだけ評価の分かれたゲームも珍しいです。
僕は4つと感じましたが、まっきゃんは0~1。そんな状況で遊んだので
評価は間を取って3つ(無難~・・・)ぐらいに感じました。
まず僕が面白いと感じた点はなんといっても子供の頃遊んだ「戦争ごっこ」の
ワクワク感と、ドッグファイトの緊張感でした。
子供の頃におもちゃの戦闘機を持って「フゥイィィィ~~~ん!」とか
「ダダダダダダッッ!!!」「バァ~~ン!!」とか(笑)戦争ごっこで
一人遊びをしていたときの楽しさがよみがえり、ロマンを感じました。
他のボードゲームよりはウォーゲームとかシミュレーションゲームとか
そういうほうが近いのかもしれません(詳しくないですが・・・)。

一方、まっきゃんの感想は「ロマンが無い」に尽きるとのこと。
あ~、これは男女の違いなんでしょうね~。男はこういう戦争モノに弱い(笑)。

さらに2人共通したマイナス要素としては「スピード感の無さ」「煩雑さ」でした。
おそらくスピード感については慣れればある程度解消できると思うのですが
煩雑さについては、戦闘機の軌道をカードに表示された進路に重ねていく、というのと
先の移動方法を考えてカード、スピードトークンなどを置いたりするのが忙しい
という点で、複雑というよりはわずかな移動距離に対してやることが多いという印象。
結局、上記の煩雑さが足を引っ張って、ドッグファイトのはずなのに少し進んでは
また次の手を行って・・・みたいかんじで、これなら戦艦同士の艦隊戦の方が
イメージに合ってるんじゃないかな、と思いました。

せっかくボードの無い大空で自由に飛び回って、射程範囲ギリギリをかすめたり
なんとか射程距離に捉えたりと、いうような緊迫感が楽しいはずなんですが
これならいっそのことヘクスマスのボードなどで進路カードプレイの煩雑さを
なくして、Q-JETとかのようにカードプレイだけで進路を決められるほうが
ドッグファイトに集中できるんじゃないの、という気がします。

スピードトークン等は過去のシリーズではなかったのかも知れませんが、僕が遊んだ
DAWN of WORLD WAR2はちょっと最初に遊ぶには敷居が高いのかもしれません。
はじめの頃に出たシリーズのほうがシンプルなのでしたら最初はそちらからのほうが
いいと思いますので、僕も機会があれば遊んでみたいですね。

ネガティブな感想の方が多くなりましたが、好きな人同士(多分僕も好きな方です)
であーだこーだ言いながら遊ぶのには他のゲームにはない楽しさがあると思います。
好きそうな人を見つけたらとりあえず引っ張り込んでみてはいかがでしょうか(笑)。


【ゲーム内容】
進路カードを置くためのプレイヤーボード以外は使用せず、目の前の空間を
大空と見て戦闘機のドッグファイトを楽しめるゲームです。

飛行機はすぐに急な針路変更はできない、ということから、カードは常に1ターン前に
準備していたものをそのターンでプレイするということになるので、ある程度先読みして
進路カードを選んでおかないといけません。
進路カードにはスピードトークンに応じて2種類の矢印が描かれており、そのときに
選んでいたスピードトークンに応じた矢印が進路として使われます。

移動の処理は選ばれていた進路カードを自分の機体カードの進行方向に重ねることで
移動先を決定し、そこに機体カードを移動させて重ねて置くことで、正確な移動場所を
決定することができます。この移動処理がこのゲームのミソだと思います。

写真の例ですと、濃い青のスピードトークン(速い方)を選んでいましたので
戦闘機カードの進行方向に重ねた進路カードの濃い青の矢印が使われます。
まず最初に戦闘機の先にカードを重ね・・・

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こんなその移動先に機体カードを重ねることで移動先が確定します。

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そして移動後に各機体の射程圏内に他の戦闘機が入っていれば攻撃することができます。
射程圏内かどうかは射撃幅(扇形の表示)と射程距離バー(ルーラー)の2つで判断。
戦闘機カードの中心点から前方の扇形の範囲が射撃幅で、中心点からルーラーを伸ばして
その射撃幅の角度内にルーラーで届く他の戦闘機があれば射撃圏内ということになります。
ルーラーの長さの半分よりも手前であればより大きなダメージを与えるチャンスがあり
半分よりも向こう側であれば長距離射撃になりますのでダメージは小さくなります。
ダメージはそのルーラーの範囲に応じてダメージマーカーを引くことで処理します。
場合によっては1発で撃墜されることのありますので、気が抜けませんね!

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勝敗は基本的に最後まで戦闘機が残った人が勝利、ということになります。

ボード上を複数の機体が入り乱れて飛ぶ様子はドッグファイトさながらです!

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※なお、今回プレイしたのは Wings of War THE DAWN OF WORLD WARⅡ です。
 通常ゲーム以外にシナリオなどもあるのですがまだ遊んでいませんしこのシリーズに
 特有の移動ルール、他ルールなどがあったりすると思いますがより煩雑に感じたので
 それはカットして一番シンプルに遊べる方法で遊んでいます。ご了承ください。

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