浅く潜れ! -ボードゲーム&趣味のブログ-

ドイツボードゲームや小説、映画など趣味のこと書いてます。その他日記代わりなど。

ミステリーナイト ミッションブック 【謎解き本】

ミステリーナイト ミッションブック

最近、リアル脱出ゲームや謎解きにハマってるからなのか、謎解きできる本ばっかり買ってます。
少し前に買ったミステリーナイト ミッションブックもその中の一冊。

実際に体験できるミステリーイベント「ミステリーナイト」の公演をピックアップして書籍化したもので
謎と、それを解くための手がかりなどがたくさん入っています。
本格的なミステリーイベントの書籍化ということで、しっかりとストーリー仕立てになっており
なかなか面白いです!まだ全部は遊べていませんが、これはぜひ近々遊び尽くしてやりたいですね~。

写真 2015-09-04 23 33 45

この本、遊べる本になっており、ストーリーに沿って謎を解いたり犯人を捜したりします。
上の写真にあるように捜査資料的な内容物が結構たくさん入っていて、遊ぶ事件ごとに
必要な資料を参考に謎解きをします。

リアル脱出ゲームのように唐突にパズル的な謎が出てくるのではなく、ミステリー小説や
じっちゃんの名にかける某少年探偵や、体は子供・頭脳は大人な某少年探偵が解くような
事件の内容にかかわる謎解きになっています。

もちろん部分的にはパズル的な謎もありますが、基本は推理です。
ですので、よりミステリー好き向けかなと思います。

部分的には「あ~、そういう解釈ね」みたいなちょっとしっくりこないというか、
難しい部分もありますが、遊べるミステリーとしてはなかなか面白くて好きです。

興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね~。

なお、この手の本は書店で探すときに少し苦労します。
分類としてはサブカルチャーコーナー、パズルコーナー、ゲーム攻略本コーナー
その他、ゲーム関連本コーナーなど、書店によってバラバラ。
また、あまり売れるタイプの本ではないのか、在庫も少な目で取扱いのない書店も多いです。
書店で探す場合はぜひ検索機の利用をおススメします。

『インシテミル』 を読みました

*

『インシテミル』

incitemill_01.jpg

作者:米澤穂信 文藝春秋
お気に入り度:★★★★



映画化もされ、このミステリーがすごい!でも高評価だったので読んでみましたが
先が気になりすぎる展開で一気に読みました。面白かったです。

密室で段々人が減っていくのは王道だと思いますが、やはり魅力的な舞台であり、
ひとクセもふたクセもある登場人物が裏アルバイトにネットで応募するという
設定とも相まって、いかにも一筋縄ではいかない怪しい雰囲気を作り出しています。

設定からしてエンターテイメント性の高い作品なので、あまりリアリティを求めず
犯人探しや謎解明という部分に集中して読むようにしていましたが、それでも
一部に少し違和感を覚えるような展開や事象があったりと娯楽性に偏った作品だと
思いますので、好みは分かれると思います。
僕はもちろん好きなほうの人間ですが(笑)。


映画化が、どこまでこの小説の面白さを表現できているのか楽しみです。

『ある閉ざされた雪の山荘で』 を読みました

『ある閉ざされた雪の山荘で』

『ある閉ざされた雪の山荘で』
作者:東野圭吾 講談社文庫
お気に入り度:★★★★★☆☆☆☆☆(10点中/5点)


<あらすじ>
 早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。
 豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、一人また一人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?
 驚愕の終幕が読者を待っている!(文庫版 裏表紙より)

<感想など>
 単なる「閉ざされた雪の山荘で起こる犯人探しモノ」ではなく、物語の中でも「閉ざされた雪の山荘」というのがあくまでも舞台設定であるという、変わったタイプの物語です。物語の中で不自然でない程度に、ペンション外へ出られない様、心理的なブレーキを掛けさせている設定は説得力というところでギリギリセーフかどうかというところでしょうか。

 ストーリーの本筋は物語の主人公たちと一緒に純粋に犯人探しをしながら読んでいけるので飽きはこない作品でした。適度に伏線があるため、余計な混乱がなく、かといって情報不足でもない感じです。

 個人的には最終的な結論の部分でちょっと飛躍しているように感じられ、心地よくだまされた~というよりはちょっとシラけてしまった感じです。名探偵コナンや金田一少年の事件簿的な『ちょっとキビシイ』っていう感じですかね。

 とはいえ、ネタバレの部分は伏せていますが、最後まで読んでいって伏線の部分に関してはフェアであると感じています。自分は犯人探しが苦手なので、あまりそういうのを気にせずストーリーを追っていくほうが多いのですが、この作品は犯人探しがてらじっくり読んでみるほうが面白いと思いますね。

 ↓以下ネタバレのため反転させています


 ストーリー進行の中で場面転換がありますが、そこの部分の書き出しは最後に犯人がわかってから読むとなるほど、犯人からの視点だったんだなと分かります。

 物語が舞台稽古のような感じで進んでいるため、そういう演出なのかなと思っていましたが、もっと単純に、視点そのものだったというのは『やられた!』って感じですね。ここは気持ちよくダマされました。

『凍える牙』 を読みました

『凍える牙』

『凍える牙』
作者:乃南 アサ 新潮文庫
お気に入り度:★★★★★☆☆☆☆☆(10点中/5点)

<あらすじ>
 深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した!遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は相棒の中年デカ・滝沢と捜査にあたる。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか? 野獣との対決の時が次第に近づいていた---。女性刑事の孤独な闘いが読者の圧倒的共感を集めた直木賞受賞の超ベストセラー。(文庫版 裏表紙より)

<感想など>
 直木賞受賞作ということで初めて乃南アサさんの作品を読みましたが、個人的にはこの作品はモノ足りない感じでした。
 
 すでに文庫版裏表紙にも”獣"の存在が出ていますのでネタバレではないと思い書きますが、ストーリーの中心がその獣(もちろん架空の生物ではなく、わりと身近にもいるアノ生き物の一種ですが。。。)なので、多少無理があるな~というような展開ですすんでいったりとか。。。
 なんとなく”ファンタジーもの”を読んでいるような感覚になりました。(もちろん殺人事件が起こったり。。。なんでおとぎ話ではないですよw)
 
 警察内部でのやりとりなどが妙にリアルなので、そのギャップがちょっと受け入れられませんでした。

 あとは、実際の犯人探しの部分。複線らしい複線がなく、突然犯人が沸いてきたような感じでした。動機の部分も、殺害方法も、どっちにしても最後まで”ファンタジー”(現実的ではない!?)という印象が拭えない作品だと感じました。

『博士の愛した数式』 を読みました

『博士の愛した数式』

『博士の愛した数式』
作者:小川洋子 新潮文庫
お気に入り度:★★★★★★★☆☆☆(10点中/7点)


<あらすじ>
 [ ぼくの記憶は80分しかもたない ] 博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた---記憶力を失った博士にとって、私は常に”新しい”家政婦。博士は”初対面”の私に靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が派代えの言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、軌跡の愛の物語。(文庫版 裏表紙より)

<感想など>
 読んで感じたのは「日本版の『アルジャーノンに花束を』みたいだな~」というような感想でした。『アルジャーノン~」ほどSF的な設定ではないのですが、『アルジャーノン~』が”知恵(知性)”を扱っているのに対して『博士の~』が”記憶力”を扱っているところなどからそういう風に感じました。もちろん悪い意味で比較しているわけではありませんが。
 数学に取り付かれている、というところは映画「ビューティフル・マインド』を彷彿とさせるようなところもありますし、そういう意味では『アルジャーノンに花束を』+『ビューティフル・マインド』みたいな感じですかね。
 ただ、基本路線はやんわりとした暖かいストーリーなので、そういう意味ではどちらとも全然違いますけどね。

 タイトルに「数式」とか入っているので難しい本じゃないかな~と敬遠してる方、気にせずに読んでみましょう!
 数学はあくまでも博士と主人公・私がコミュニケーションをする手段やそれを通じて心が通っていく過程で出てくるものですので、内容をすべて理解する必要はないですし、僕も理解していませんw
 まぁせっかくなので数式が出てきたところなどはゆっくり考えて読んでみると「なるほど!」と新たな発見をすることもありますし、要所要所ではその数式が象徴しているものが心に影響を与える、的な場面もありますので、ぜ~んぶ飛ばしてしまうのではなく、一応がんばって読んでみましょうね(´∀`)
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