ブクブク やおきん作成ヴァリアント「どっちの味方?」ブクブクを2人で遊ぶためのヴァリアントです。
基本的には3人目をダミープレーヤーとして使用します。
このルールではダミープレーヤー分のカード配布と、カードの出し方に
独特の手順を適用しています。
********************** ルール 概要 *********************
ダミープレーヤーを使用するヴァリアントのひとつです。
ダミープレーヤーの天気カードについては、毎ターンごとに
2人のプレーヤーが交代で出していきます。
そのダミープレーヤー分を含めた3枚のカードで灯台カードの
獲得判定をします。
ダミープレーヤーの山札作成とカードの出し方には独自のルールがあります。
ルール詳細をご覧下さい。
ダミープレーヤーは浮き輪を持ちませんので、ダミープレーヤーが
浮き輪を失う状態のときは、だれも浮き輪を失いません。
それ以外のルールは通常ルールと同じです。
ダミープレーヤーを含めて3人プレイということになりますので
合計3ラウンド行うことになり、2ラウンド目以降のカードの
受渡し(それぞれ左隣に渡していく)も通常ルールと同じです。
なお、この説明では、
・2枚出た灯台カードを取り合うプレイのこと=
1ターン・12ターン終了後に得点を集計する、1回のゲームのまとまり=
1ラウンドと表現しています。ご注意下さい。
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オリジナル・ヴァリアント 「どっちの味方?」 詳細説明
【なりたち】
最初は単純にダミープレーヤーを作って、すべて裏向きで出しやっていました。
ただ、それだとダミーのカード内容が予測不能すぎて運が強すぎました。
そこで今度はダミーのカードは先に表向きにして出していました。
これはこれで遊べましたが、状況により場がしらけることがありました。
※詳しく書くと、ダミーが12とか11とか大きな灯台数値をもっている場合で
そのターンの灯台カード2枚ともがそれ以下の数値である場合、ダミーの
そのターンの天気カードがある程度低い数値だと、どっちの灯台カードを
取っても痛くないので、それが2、3ターン続くと、しらけました。
そこで、お互いがダミーの山札を作っていき、それをお互いが出していくことで
ある程度考える要素を高めたわけです。
順番を変えられない、中を見られない、なので、最初に山札を作るときに
ある程度自分の手札を考えて重ねていかないといけないし、6枚とはいえ
しっかり覚えていなくて、自分の手札選びに失敗することもあります。
一度遊んでみたら結構おもしろかったので、山札作りの手間はありますが
よろしければお試しください。
なお、名前の由来は、ときに自分が構成したダミー山札なのに
そのせいで自分が負けてしまうこともあったので、ふと出た本音の一言からです。
【詳細説明】
簡単にいうと、ダミープレーヤーの山札を6枚ずつに分けて
両プレーヤーがその6枚ずつの山札を持ち、毎ターンごとに交互に
そこからダミープレーヤー分を出す、というものです。
ただ、何も考えずにランダムに作っても面白くないので、ちょっと複雑ですが
以下のように作ってみました。
特に気をつけて欲しい点は
・4枚引いて、2枚だけ選ぶこと
・選んだ2枚は裏向きに重ねて置くが、一旦置くと、順番を変えたり
中を見たりしてはいけないこと
・最後の4枚になったら、2枚だけ選び、同じように山札に裏向きで重ねて置くこと
以上です。
以下、画像付きで記載していますのでご覧下さい。
ダミープレーヤーに配られた12枚のカードから4枚抜きます。
この最初に山札作りを始めるプレーヤーを仮に【プレーヤーA】とします。

その中から任意の2枚を選びます。どれを選んでも構いません。

選んだ2枚は自分の手札の近くに、自分が担当するダミープレーヤーの山札として
裏向きに重ねて置いておきます。
一度置いたら、順番を入れ替えたり中を見たりすることはできません。

4枚のうち選ばなかったカードはダミープレーヤーに配れていた山に返します。
このとき、必要があればこのダミープレーヤーの山をシャッフルしても構いません。

続いて、もう1人のプレーヤーが、残っている10枚のダミープレーヤー山から
同じように4枚抜き、そのうちから2枚を選び自分の担当する山札とします。
この山札作りで後手だったプレーヤーを【プレーヤーB】とします。

そして選ばなかった2枚は同じようにダミープレーヤーの山に戻します。
このとき、シャッフルしても良いのは上の説明と同様です。

以上の内容を交互に繰り返していくのですが、ダミープレーヤーの山が4枚になったら
2枚だけを選び、それをそのまま自分の担当する山札に重ねます。
通常、これは【プレーヤーA】の行動になります
このときも山札のところに重ねて置くまでは中身を見ても良いです。
重ねて置いてしまえば、もう順番を変えたり、中を見たりすることはできません。
なお、最後は2枚だけが残りますので、その最後の2枚はももう一方のプレーヤーである
【プレーヤーB】が自分の担当する山札の上に置きます。
このときも、山札を重ねてしまえば順番を変えたり、中を見たりできないのは同じです。
以上で、ダミープレーヤーの山札が6枚ずつで完成します。

ここからゲームを開始します。
まず、ダミープレーヤーの山札を、どちら側から出すかですが
山札作りで後手だった方=【プレーヤーB】からになります。

ダミープレーヤーの山札の1番上のカードを裏向きのまま場に出します。
これがこのターンのダミープレーヤーカードになります。

その後(またはダミープレーヤーカードを出す前、どちらでもOK)、灯台カードを
通常のルールどおり2枚表向きにして出します。
そして、両方のプレーヤーもそれぞれのカードを裏向きに出します。

両プレーヤー及びダミープレーヤーのカードが裏向きで揃ったら
一斉にカードを表に向けます。
灯台カードの獲得については通常ルールと同じです。

次のターンは、もう一方のプレーヤー=【プレーヤーA】がダミー分を出します。
あとはこれを繰り返していくだけです。
ちなみに、ターンごとの浮き輪の裏返しについては、それがダミープレーヤーに
あたるときは何も処理しません。つまり誰も浮き輪を失わない、ということです。
(同数でどちらかのプレーヤーが当てはまる場合は通常どおり浮き輪を失います)
次のラウンド以降の山札作りの順番は、直前のラウンドで
勝った方のプレーヤーからです。
つまり、次のラウンドでダミー分のカードを出し始めるのは、直前のラウンドで
負けた方のプレーヤー、ということになります。
以上です。
山札作りの手順を書いて説明するとメチャクチャややこしそうですが
やってみれば簡単だと思いたいです(笑)。
要は4枚取って2枚抜く、を繰り返してくださいまし。